私はこのたび、早稲田大学社会科学部に合格することができました。私は現在カナダに留学しており、現地校の授業と日本の大学受験を並行して進めるという、決して簡単ではない状況にありました。そんな中、私を支えてくれたのが毎日学習会でした。
特にありがたかったのは、エッセイの指導です。受験準備を始めた頃、私はまだ研究テーマがはっきりと決まっておらず、「何を大学で学びたいのか」「将来どうなりたいのか」という根本的な問いに対しても、自信を持って答えることができませんでした。焦る気持ちばかりが先行し、自分の方向性に確信が持てず、不安でいっぱいでした。
そんな中、塾長との面談や先生方とのやりとりを通して、私は少しずつ自分の興味や関心に向き合うことができるようになりました。毎回の添削では、自分の書いた文章に対して丁寧なフィードバックをもらうことができ、自分でも気づかなかった論理の穴や、考えの浅さに気づかされました。文章を何度も書き直すうちに、自分が何に疑問を持ち、何に価値を感じ、将来どのような分野に携わりたいのかがはっきりしてきました。
このプロセスを通じて、私は「国際社会の中で、日本がどのように存在感を示していくべきか」「政策や交渉において、人間の認知や心理がどのように影響するのか」といったことに強い関心があると気づきました。毎日学習会では、さまざまなバックグラウンドを持った先生方がアドバイスをくださり、多角的な視点から自分のテーマと向き合うことができました。また、塾長との対話を重ねる中で、将来の進路に対する不安が希望に変わっていくのを感じました。
その結果、私は早稲田大学社会科学部だけでなく、カナダの大学であるUBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)にも合格することができました。これまで曖昧だった「将来やりたいこと」が明確になったことが、両方の合格につながったのだと感じています。
最終的にはUBCに進学することを決めましたが、それでも早稲田に合格できたという結果は、私にとって大きな自信となりました。書類選考が重視される学部で、自己表現や研究関心の明確さが評価されたのだと実感しています。
毎日学習会は、単なる受験対策の場ではなく、「自分自身と向き合い、将来を形づくる場」でした。塾長をはじめ、関わってくださったすべての先生方に心から感謝しています。本当にありがとうございました。
コメントを残す