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神戸大学 法学部 法律学科 川下 由紀先生 ゼミ 志望理由書

議論の整理

私が神戸大学法学部法律学科を志望する理由は、法曹実務を手がかりに、困りごとを抱えた人が、どの事実を記録し、どの制度を使い、どの時点で専門家に相談すべきかを分からないまま不利益を広げてしまうことという課題を、感情的な賛否や一つの体験談だけで判断せず、条文、判例、制度、政策過程、当事者の利益を結びつけて考える力を身につけたいからである。この志望理由では、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を、法学の方法で社会の対立を整理したいという問題意識に結びつける。

問題発見

この関心は、地域の法律相談に関する記事を読み、相談前の情報整理が不足すると、本人の訴えたい内容が法的な争点として伝わりにくくなると感じた経験から生まれた。そのとき私は、法律や政治の問題は専門家だけのものではなく、学校、家庭、地域、職場の中で誰にでも関わる問題だと実感した。しかし、制度の目的や手続を知らないままでは、困っている人の声が単なる不満として扱われたり、制度を運用する側の事情だけが優先されたりする。そこで必要になるのは、誰がどのような利益を持ち、どの根拠に基づいて決められ、どのような不利益が生じるのかを、順序立てて説明する力である。

論証

神戸大学法学部では、法学と政治学を通じて、現代社会の課題や紛争を分析し、解決を探究する学びが重視されている。また、法学部法律学科では基礎法学、公法学、私法学、政治学・国際関係論を含む幅広い領域に触れられるため、一つの制度を条文だけでなく、社会での働き方や政策上の意味からも考える訓練を積めると考えた。入学後は、民法、刑事法、民事手続法、行政法、法情報の調べ方を基礎から学び、相談内容を事実、証拠、争点、解決手段に分けて整理する方法を検討する。

解決策or結論or結果

少人数の演習では、資料を読み、事実、争点、根拠、反対利益を分けて整理し、自分の主張を相手に伝わる形で組み立てたい。その上で、川下 由紀教授について神戸大学法学部・大学院法学研究科の公式教員紹介で確認できる法曹実務を入口に、相談者の事情、証拠、手続、説明責任を整理し、紛争を実際の解決へつなげる法曹実務を先行研究から理解したい。将来は、生活上の紛争を抱える人に、法的な選択肢と限界を分かりやすく示し、早い段階で納得できる解決へつなげる法律専門職になりたい。神戸大学での学びを通じて、法を暗記する知識としてではなく、複雑な対立を整理し、納得できる理由を示しながら解決策を考える方法として身につけたい。

解決策or結論or結果の吟味

私は教員名を挙げること自体を目的にせず、公開情報で確認できる専門分野と自分の経験から生まれた問いを結びつけ、確認できない研究室名、授業名、論文名に頼らない学習計画として具体化する。また、結論を急ぐのではなく、制度の目的、当事者の負担、社会全体への影響、反対意見の理由を一つずつ検討する姿勢を身につける。

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