議論の整理
私の志望理由は、横浜市立大学国際教養学部国際教養学科で平松 尚子先生の公式プロフィールに確認できる二十世紀フランス文学、マルグリット・ユルスナール著作における東洋思想の影響、フランス語教育、インテンシブ・リーディング理論のフランス語教育への応用を手がかりに、文学作品を通じて異文化が交差する表現を読み解きたいからである。国際教養学部で文学、思想、外国語教育を横断して学びたい。
問題発見
過去の経験として、高校でフランス文学の翻訳を読んだ時、ヨーロッパ文学は西洋だけで完結しているのではなく、東洋思想や異文化との出会いを通じて新しい表現を作ってきたのではないかと感じた。しかし翻訳だけでは、原文の語感や文化的背景を十分に捉えにくい。外国語学習も文法暗記で終わるのではなく、作品を精読し、言葉の選択と思想の関係を確かめる営みとして深めたいと考えるようになった。
論証
平松先生のプロフィールでは、二十世紀フランス文学、主にマルグリット・ユルスナール著作における東洋思想の影響について研究していることが確認できる。また、フランス語教育を中心とした外国語教育に関する実証的研究や、インテンシブ・リーディング理論のフランス語教育への応用にも取り組んでいる。研究キーワードにはフランス語教育が示され、研究分野にはフランス文学が掲げられている。
解決策or結論or結果
入学後に学びたいことは、フランス語、フランス文学、比較文学、思想史、外国語教育論である。ゼミでは、二十世紀フランス文学に表れる東洋思想の受容を題材に、原文の表現、翻訳、文化的背景を比較しながら読む。高校で翻訳文学に関心を持った経験を発展させ、異文化理解を表面的な知識ではなく、言葉の細部を読む力として身につけたい。精読の過程では、一語の選択が人物像や思想の理解を変えることを意識し、外国語教育の方法としても読解を考えたい。将来像は、出版、国際文化交流、語学教育の分野で、文学を通じて文化の複層性を伝える仕事に関わりたい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望では、文学を国や文化の単純な代表として扱わないことが重要である。作品に現れる東洋思想の影響も、作家の解釈や時代背景を踏まえなければ、安易な異文化比較になってしまう。また、外国語教育では読解量と精読の深さの両方を考える必要がある。平松先生の研究内容を手がかりに、フランス文学とフランス語教育を学び、作品の言葉から文化の出会いと変化を丁寧に読み解く力を磨きたい。
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