議論の整理
私が横浜国立大学都市科学部環境リスク共生学科を志望する理由は、酒井 暁子先生の研究内容を手がかりに、都市と環境のリスクを自然科学、社会制度、地域の意思決定まで含めて学びたいからである。里山の斜面で、同じ地域でも尾根と谷、日当たり、崩れやすさによって植物の種類や育ち方が違うことに気づき、植生は景観の見た目以上に環境条件を反映していると感じた。公式の都市科学部教員紹介で所属を確認し、研究者総覧で確認できる研究内容である生活史、生態リスク、生物圏保存地域、地形、地表撹乱、植生、植物生態学、森林生態学、進化生態学は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、自然環境を保全対象として一括りにすると、地形、撹乱、植物の生活史、森林の更新、中山間地の利用が生態リスクに与える違いを説明しにくいことである。環境リスクは、汚染、生態系、気候、海洋、技術、経営、地域社会が相互に関わるため、一つの専門だけで解けるとは限らない。高校までの探究では、環境問題を個別の事例として調べることはできても、根拠を集め、リスクを比較し、関係者に伝わる形で判断へつなげる力が不足していた。
論証
横浜国立大学都市科学部環境リスク共生学科で学ぶ意義は、都市科学部の中で、自然環境、社会環境、リスク管理、情報の扱いを横断して考えられる点にある。酒井 暁子先生の地形や地表撹乱と植物の生活史を結び、森林や植生の生態リスクを考える研究に沿って学べば、現象を測るだけでなく、なぜその問題が起こり、どの条件なら解決策が機能するのかを検討できる。横浜という都市、港湾、沿岸、丘陵、産業が重なる場で学ぶことも、現実の問題発見につながる。
解決策or結論or結果
入学後は、植物生態学、森林生態学、進化生態学、地形と植生、地表撹乱、ユネスコエコパーク、生態リスク評価を重点的に学びたい。基礎科目で自然科学、統計、情報処理、社会科学の読み方を固め、演習では現地観察、文献読解、データ解析、文章による説明を通じて自分の仮説を検証する。過去の経験から、専門知識は社会の判断に届いて初めて力を持つと考えている。将来は、地形と生物の応答を読み取り、保全と地域利用を両立させる森林・植生管理に関わる専門職を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、都市と環境への関心は広く、化学物質、生態系、気候、海洋、技術、経営へ焦点が散る危険がある。そのため、酒井 暁子先生について公式ページで確認できる研究キーワードと研究分野に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、理想論だけでなく、データ、現場、制度、組織の制約を踏まえて説明する姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
字数: 1175字



コメントを残す