議論の整理
私が横浜国立大学都市科学部建築学科を志望する理由は、寺田 真理子先生の研究内容を手がかりに、建築を設計物だけでなく、都市の歴史、地域の運営、文化の継承、人々の関係を形づくる学問として学びたいからである。地域の空き店舗を展示や対話の場として使う活動を見学し、建築は物理的な器であるだけでなく、人が都市をどう読み、共有し、語り直すかを支える媒体でもあると感じた。公式の教員一覧で確認できる研究内容である建築と都市のメディア・デザイン、建築と都市に関わるキュレーション、居住環境における集合形式と共有空間から考えるコモニングは、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、建築を完成した建物の形だけで評価すると、都市の記憶、展示や編集の方法、共有空間の運営、住民が関わる仕組みを十分に捉えられないことである。建築や都市は、見た目の新しさ、単体の機能、短期的な事業効果だけでは評価できない。高校までの探究では、地域の空間を観察しても、制度、歴史、文化、住民参加、維持管理の関係を整理する力が不足していた。そのため、建築を社会の変化に応答する仕組みとして学ぶ必要がある。
論証
横浜国立大学都市科学部建築学科で学ぶ意義は、建築学を都市科学部の中で都市、地域、環境、歴史、文化、政策との関係から捉えられる点にある。寺田 真理子先生の建築と都市のメディア・デザイン、キュレーション、共有空間とコモニングを結びつける研究に沿って学べば、建築を個人の感性だけで語るのではなく、調査、記録、分析、設計、運営、合意形成を結びつけて論じられる。横浜という多様な都市環境で学ぶことも、建築と都市の関係を具体的に考える助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、建築と都市のメディア・デザイン、キュレーション、集合形式、共有空間、コモニング、居住環境の編集を重点的に学びたい。基礎科目で建築計画、都市計画、建築史、構造、環境、材料を学び、演習では現地観察、図面、模型、データ、文章化を通じて自分の考えを検証する。過去の経験から、建築は専門家だけの作品ではなく、使う人、地域、行政、事業者との対話の中で意味を持つと考えている。将来は、建築と都市の情報を人に伝わる形へ編集し、共有空間を通じて地域の関係を育てる建築・都市デザインの専門家を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、建築への関心はデザイン、都市史、都市政策、地域マネジメント、文化継承へ広がりやすく、焦点が曖昧になる危険がある。そのため、寺田 真理子先生について公式ページで確認できる研究分野に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、建築を見栄えや流行だけで判断せず、場所の条件と社会的根拠から問い直す姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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