議論の整理
私が横浜国立大学都市科学部建築学科を志望する理由は、清野 友規先生の研究内容を手がかりに、建築を意匠、構造、環境、防災、生産、都市計画が社会の暮らしと結びつく学問として学びたいからである。夏の校庭や街路で、日陰、風、舗装、植栽の違いによって体感温度が大きく変わることに気づき、建築環境は室内だけでなく屋外空間ともつながると感じた。公式の教員一覧で確認できる研究内容である熱・空気・光の建築環境物理学、屋外熱環境・パッシブデザインのための微気候シミュレーションとリモートセンシング研究は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、快適性を空調設備だけで解決しようとすると、太陽、緑、水、風、街区の形、屋外熱環境を生かした設計の可能性を見落としやすいことである。建築は完成した建物だけでなく、地域の条件、利用者の行動、環境負荷、維持管理、災害への備えと一体で成立する。高校までの探究では、建築を写真や図面で理解することはできても、計画や設計の判断が社会的条件と技術的根拠に支えられていることを十分に考えられなかった。
論証
横浜国立大学都市科学部建築学科で学ぶ意義は、建築学を単体のデザインに閉じず、都市科学部の中で都市、地域、環境、安全、福祉との関係から捉えられる点にある。清野 友規先生の熱、空気、光の建築環境物理学から、微気候とパッシブデザインを考える研究に沿って学べば、建築を感覚的な好みで語るのではなく、調査、設計、解析、運用、政策、利用者の経験を結びつけて論じられる。横浜という多様な都市環境で学ぶことも、建築と都市の関係を具体的に考える助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、建築環境物理学、屋外熱環境、パッシブデザイン、微気候シミュレーション、リモートセンシング、熱と光の評価を重点的に学びたい。基礎科目で建築計画、構造、環境、材料、都市、歴史を学び、設計課題や演習では観察、図面、模型、データ、議論を通じて自分の考えを検証する。過去の経験から、建築は一人の発想だけで完結せず、使う人、地域、技術者、行政との対話の中で質が決まると考えている。将来は、環境データと設計を結び、暑熱対策と省エネルギーを両立する建築・都市環境をつくる専門家を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、建築への関心は環境、構造、防災、生産、都市計画、デザインへ広がりやすく、焦点が曖昧になる危険がある。そのため、清野 友規先生について公式ページで確認できる研究分野に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、建築を見栄えや新しさだけで判断せず、場所の条件と技術的根拠から問い直す姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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