議論の整理
私が横浜国立大学経営学部経営学科を志望する理由は、岡部 考宏先生の研究内容を手がかりに、経営を会計、統計、数理、金融、データの関係から学びたいからである。文化祭の来場者の流れを予測した時、単純な平均では混雑の偏りや時間ごとの変化を説明できず、現象を数理モデルで捉える力の重要性を感じた。公式に確認できる研究内容である解析学、特に偏微分方程式論は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を結びつける具体的な軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、経営学の数量分析を表計算や相関の確認だけで捉えると、時間変化、連続的な制約、複数要因が相互に作用する現象を厳密に扱いにくいことである。経営上の判断では、売上、利益、価格、施策の成功といった結果が目立ちやすい。しかし、その背後には測定方法、データの偏り、数理モデルの前提、情報の読み取り、リスクの分布がある。高校までの探究では結果を説明することに急ぎ、根拠を検証する手順が不足していた。
論証
横浜国立大学経営学部経営学科で学ぶ意義は、経営学を印象論にせず、会計情報、統計的検証、数理モデル、金融市場、テキストデータを組み合わせて考えられる点にある。岡部 考宏先生の解析学、とくに偏微分方程式論を用いて複雑な変化や制約を数理的に捉える研究に沿って学べば、経営課題を単純な成功例や失敗例で判断せず、データの成り立ち、分析の限界、利害関係者への影響まで整理できる。横浜という国際性と産業の集積をもつ地域で学ぶことも、理論を現実の企業活動へ結びつける助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、解析学、偏微分方程式、数理モデル、マネジメント・サイエンス、統計、データ分析、モデルの前提の吟味を重点的に学びたい。基礎科目で経営、会計、統計、数学、情報、ファイナンスの土台を固め、ゼミでは文献読解、データ整理、モデル化、発表、討論を通じて自分の仮説を検証する。過去の経験から、経営は一つの指標で正解を決める作業ではなく、制約の中で根拠ある判断を積み重ねる営みだと考えている。将来は、数理的な思考を経営課題の分析に生かし、物流、金融、需要予測など複雑な意思決定を支える人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、データや数理への関心は便利な分析手法への憧れだけに流れやすい。そのため、岡部 考宏先生について公式ページで確認できる研究内容に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、分析結果をそのまま信じることではなく、前提、測定、解釈、社会的な影響を問い直す姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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