議論の整理
私が東京都立大学都市環境学部観光科学科を志望する理由は、相原 健郎先生の研究内容を手がかりに、観光を消費や移動だけでなく、都市環境、自然、文化、人の行動を結び直す学問として学びたいからである。観光地で人の流れが集中する場所と時間を観察し、混雑や見落とされる文化資源の問題は、感覚的な印象ではなく行動データとして捉える必要があると考えた。公式ページで確認できる専門・研究分野である行動分析、行動把握、行動変容、情報工学、モバイルセンシング、クラウドセンシング、Human-Computer Interaction、創造性支援、データベース、文化・芸術等の知的資産のアーカイブと活用と研究テーマである情報学的観点からの行動把握、行動変容に関する認知モデル、方法論、システムの研究と、文化・芸術における知の共有に関する研究は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像をつなぐ軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、観光を来訪者数だけで評価すると、移動中の判断、文化資源との出会い、行動変容、情報提示の設計が地域体験を左右する点を説明できないことである。観光は地域に経済効果をもたらす一方で、混雑、環境負荷、文化資源の消費、交通の偏り、住民生活との摩擦を生むことがある。高校までの探究では、旅行者の感想や統計を調べても、地域の空間、自然、政策、情報技術を合わせて分析する力が不足していた。
論証
東京都立大学都市環境学部観光科学科で学ぶ意義は、都市環境学部の中で観光を扱い、地域資源、自然環境、都市計画、交通、情報、政策を横断して考えられる点にある。相原 健郎先生について公式に確認できる専門・研究分野と研究テーマに沿って学べば、観光を単なるサービスではなく、都市と地域を持続可能にする仕組みとして検討できる。そこに、私がこの学科を志望する具体的な理由がある。
解決策or結論or結果
入学後は、行動分析、モバイルセンシング、Human-Computer Interaction、データベース、文化・芸術資産のアーカイブ活用を重点的に学びたい。講義では観光の基礎、都市環境、地域計画、データ分析、政策評価を学び、演習やフィールドワークでは現地で観察した課題を資料とデータで検証する力を養う。過去の経験から、観光の魅力を守るには利用者の満足だけでなく、地域の自然、文化、交通、生活への影響を同時に見る必要があると考えている。将来は、人の行動データと地域資源の情報を結び、混雑緩和と文化体験の質を両立させる観光情報システムの企画に関わる人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、観光への関心は広く、楽しい旅行体験の話に流れる危険がある。そのため、相原 健郎先生について公式ページで確認できる所属、専門・研究分野、研究テーマに限定し、未確認の授業名や論文名を使わずに学習計画を定める。必要なのは、観光を抽象的に語ることではなく、地域で起きる具体的な課題を発見し、根拠をもって解決策を考える姿勢である。東京都立大学で、その基礎を着実に築きたい。
字数: 1293字



コメントを残す