議論の整理
私が東京都立大学都市環境学部環境応用化学科を志望する理由は、上田 一樹先生について公式ページで確認できるSelf-Assembly, Peptide Engineering, Drug Delivery System、分子集合体化学・ペプチド工学・ドラッグデリバリーシステムを手がかりに、分子や材料の働きを原子・分子レベルから理解し、環境と医療、エネルギーに役立つ応用化学を学びたいからである。薬が必要な場所へ届く仕組みを調べる中で、分子が自発的に集合する性質を利用すれば、医療材料や薬物送達を精密に設計できると知った。この経験から、身近な製品や技術の背後には、物質の構造を読み解き、目的に合わせて設計する化学があると考えるようになった。
問題発見
私が見つけた問題は、医薬品を有効成分だけで考えると、体内でどこへ届き、どの速度で放出され、細胞や組織とどう相互作用するかを設計する化学の役割が見えにくいことである。高校までの学習では、反応式や性質を覚えることが中心になりやすく、実際の材料が社会で使われるまでの測定、設計、失敗の検討、安全性の確認を十分に考える機会は限られていた。環境問題や医療技術を論じる時も、理念だけでなく、物質がどの条件で働き、どの限界を持つのかを説明する力が必要だと感じている。
論証
東京都立大学都市環境学部環境応用化学科で学ぶ意義は、多様な化学を工学的に応用し、環境、エネルギー、バイオに関わる課題を物質の本質から考えられる点にある。上田 一樹先生の専門・研究分野は、私の関心を単なる興味で終わらせず、構造、反応、機能、評価を結びつける具体的な入口になる。基礎化学を正確に学んだうえで、実験データを根拠に判断する姿勢を身につけたい。
解決策or結論or結果
入学後に学びたいことは、分子集合体化学、ペプチド工学、ドラッグデリバリーシステム、生体材料、自己組織化、評価実験である。講義では物理化学、有機化学、無機化学、分析化学の基礎を固め、実験では操作の意味、測定誤差、再現性、環境負荷を意識して記録する。過去の経験から、社会に役立つ化学には発想だけでなく、失敗した結果を分析し、条件を変えて検証する粘り強さが必要だと学んだ。将来像は、分子集合体とペプチド工学を生かし、患者への負担を減らす医療材料や薬物送達技術を開発する研究技術者である。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、応用化学への関心は広いため、現時点で専門分野の全体像を理解しているわけではない。だからこそ、上田 一樹先生について公式ページで確認できる所属と専門・研究分野に根拠を限定し、未確認の授業名や論文名に依存しない。入学後は、基礎と実験を積み重ね、自分の仮説をデータで確かめながら、社会で信頼される材料・分子設計へつなげたい。
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