議論の整理
私が東京都立大学都市環境学部建築学科を志望する理由は、北山 和宏先生の研究内容を手がかりに、建築を意匠、構造、環境、歴史、都市の関係から学びたいからである。古い公共施設の耐震補強を見学した時、建物を使い続けるには壊して建て替える以外に、既存構造を診断し、補強の根拠を説明する技術が必要だと知った。公式ページで確認できる専門・研究分野である建築構造学、耐震工学、地震工学と研究テーマである鉄筋コンクリート建物の耐震性能向上、既存鉄筋コンクリート建物の耐震診断・耐震補強、鉄筋コンクリート部材とプレストレスト・コンクリート建物の耐震性能評価は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を結びつける軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、耐震設計を新築時の基準適合だけで考えると、既存建物の損傷状態、柱梁接合部、部材性能、地震応答解析、補強後の安全性を総合的に判断しにくいことである。建築は完成時の姿だけで評価されがちだが、実際には利用者の行動、地域の記憶、構造安全性、環境負荷、維持管理が長い時間の中で重なって価値を決める。高校までの探究では、建築事例を見ても、形、技術、社会的背景を分けて整理できず、感想に近い分析で終わることが多かった。
論証
東京都立大学都市環境学部建築学科で学ぶ意義は、東京という大都市の実例を手がかりに、建築設計、建築計画、建築構造、建築環境、建築史を横断して考えられる点にある。北山 和宏先生について公式に確認できる専門・研究分野に沿って学べば、建築の課題を一つの見方で断定せず、空間、技術、制度、利用者の経験を比較しながら設計や研究の根拠を組み立てられる。そこに、私がこの学科を志望する具体的な理由がある。
解決策or結論or結果
入学後は、建築構造学、耐震工学、地震工学、鉄筋コンクリート構造、プレストレスト・コンクリート構造、耐震診断、耐震補強を重点的に学びたい。講義では設計、構造、環境、計画、歴史の基礎を身につけ、演習では図面、模型、現地観察、実測、文献調査を往復しながら提案の妥当性を検証する。過去の経験から、建築は作り手の表現であると同時に、使う人の生活と安全を支える責任を負うものだと考えている。将来は、既存建物を科学的に診断し、地域の公共施設や住宅を使い続けるための耐震補強を提案できる構造設計者を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、建築への関心は広がりやすく、焦点が散る危険がある。そのため、北山 和宏先生について公式ページで確認できる所属、専門・研究分野、研究テーマに限定し、未確認の論文名や授業名を使わずに学習計画を定める。必要なのは、建築を大きな言葉で語ることではなく、観察し、測り、資料を読み、使われ方や災害時の影響まで考える姿勢である。東京都立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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