議論の整理
私が東京都立大学都市環境学部建築学科を志望する理由は、木下 央先生の研究内容を手がかりに、建築を歴史、構造、保存、再生、利用者の経験まで含めて学びたいからである。古い建物が店舗や宿泊施設へ転用される事例を見て、既存建築を残すことは保存だけでなく、新しい用途に合わせて空間の意味を組み替える設計行為でもあると感じた。公式ページで確認できる専門・研究分野である建築、建築史、建築意匠論と研究テーマである英国バロック建築、建築の用途変更に伴う意匠操作と空間操作、転用によるホテル開発、コンバージョン、リノベーションは、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を結びつける軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、建築史を様式の知識だけで扱うと、既存建築の価値、用途変更の意匠操作、都市の記憶、改修後の使われ方を設計判断に生かしにくいことである。建築は新しく作る対象として語られやすいが、都市には既に多くの建物が存在し、改修、転用、補強、維持管理を通じて使い続ける判断が求められる。高校までの探究では、保存や安全を別々に考えることが多く、歴史的価値と技術的根拠を同時に説明する力が不足していた。
論証
東京都立大学都市環境学部建築学科で学ぶ意義は、東京という大都市の建築ストックを背景に、建築史、建築意匠、建築構造、材料、計画を横断して考えられる点にある。木下 央先生について公式に確認できる専門・研究分野に沿って学べば、建物を壊すか残すかという単純な対立ではなく、使い方、空間の意味、構造安全性、地域の記憶を比較しながら判断を組み立てられる。
解決策or結論or結果
入学後は、建築史、建築意匠論、英国バロック建築、コンバージョン、リノベーション、用途変更の空間分析を重点的に学びたい。講義では設計、構造、歴史、材料、計画の基礎を身につけ、演習では図面、模型、現地観察、実測、文献調査を往復しながら提案の妥当性を検証する。過去の経験から、建築は形を作るだけでなく、時間を引き受ける社会的な技術だと考えている。将来は、歴史的背景と現在の利用を読み取り、既存建築を都市の資源として再生できる設計者を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、既存建築への関心は保存、観光、設計、構造、防災へ広がりやすく、焦点が散る危険がある。そのため、木下 央先生について公式ページで確認できる所属、専門・研究分野、研究テーマに限定し、未確認の論文名や授業名を使わずに学習計画を定める。必要なのは、建築を大きな言葉で語ることではなく、資料を読み、測定し、使われ方を観察し、根拠を持って再生の可能性を考える姿勢である。東京都立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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