議論の整理
私が東京都立大学都市環境学部建築学科を志望する理由は、竹宮 健司先生の研究内容を手がかりに、建築を形や用途だけでなく、人の行動、環境性能、地域社会、都市空間と結びつけて学びたいからである。病院を利用した家族の経験から、医療施設では動線や設備だけでなく、患者と家族が不安な時間を過ごす場所の落ち着きが重要だと感じた。公式ページで確認できる専門・研究分野である建築計画と研究テーマである緩和ケア医療施設、小児ホスピス、重症心身障がい児者のレスパイトケア施設、精神科医療施設、救命救急センター、周産期医療施設、高齢者の地域継続居住支援施設、子育て支援施設の建築計画は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を結びつける軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、医療・福祉施設を機能配置だけで設計すると、緩和ケア、小児ホスピス、救急、周産期、高齢者支援など利用者ごとの心理的負担を読み取りにくいことである。建築は完成した建物だけで評価されがちだが、実際には利用者の動き、地域との関係、室内環境、維持管理、都市の歴史が重なって価値が決まる。高校までの探究では、建築事例を調べても、設計意図と利用実態、環境性能、社会的役割を分けて考える力が不足し、感想に近い分析で終わることが多かった。
論証
東京都立大学都市環境学部建築学科で学ぶ意義は、建築設計、都市計画、建築環境、建築計画を横断して、東京という大都市の具体的な課題と結びつけられる点にある。竹宮 健司先生について公式に確認できる専門・研究分野に沿って学べば、建築の問題を一つの見方で断定せず、空間、環境、制度、利用者の経験を比較して設計の根拠を組み立てられる。そこに、私がこの学科を志望する具体的な理由がある。
解決策or結論or結果
入学後は、建築計画、医療施設計画、福祉施設計画、療養環境、地域継続居住支援、子育て支援施設を重点的に学びたい。講義では建築設計、構造、環境、計画の基礎を身につけ、演習では図面、模型、現地観察、測定データを往復しながら提案の妥当性を検証する。過去の経験から、建築は作り手の表現だけでなく、使う人の生活を支える責任を負うものだと考えている。将来は、医療や福祉の現場で、利用者の身体的・心理的負担を減らす療養環境を計画できる建築計画者を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、建築への関心は意匠、都市、環境、医療福祉、設備へ広がりやすく、焦点が散る危険がある。そのため、竹宮 健司先生について公式ページで確認できる所属、専門・研究分野、研究テーマに限定し、未確認の授業名や論文名を使わずに学習計画を定める。必要なのは、建築を大きな言葉で語ることではなく、観察し、測り、使われ方を読み、設計後の影響まで考える姿勢である。東京都立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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