議論の整理
私が東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科を志望する理由は、中安 翌先生の研究内容を手がかりに、社会や表現の課題を人の経験から捉えるデザインを学びたいからである。文化祭の舞台で映像の切り替えを担当し、照明、音、身体の動きと映像が合う瞬間に観客の集中が変わることを見て、表現を支える技術に関心を持った。公式ページで確認できる研究テーマであるメディアテクノロジーを用いた作品表現のためのシステム開発、ロボット技術を応用したアート表現、演劇やダンス等の舞台芸術の空間映像演出に関する研究は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、メディア表現を映像を投影する作業としてだけ扱うと、身体動作、空間、ロボット技術、柔らかい動き、観客の体験を統合した作品システムを作れないことである。デザインは形を整える作業に見られがちだが、実際には人の行動、場の意味、技術の使われ方、社会に残る影響を読み解く必要がある。高校までの活動では、発想を形にする楽しさを知った一方、その形がなぜ必要なのかを観察と根拠に基づいて説明する力が不足していた。
論証
東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科で学ぶ意義は、理工系の基盤を持つ学部の中で、プロダクト、空間、メディア、サービスを横断してデザインを考えられる点にある。中安 翌先生について公式に確認できる研究テーマに接続して学べば、作品や仕組みを感覚だけで評価せず、調査、制作、プロトタイピング、検証を通じて、人の経験を設計へ戻す力を鍛えられる。
解決策or結論or結果
入学後は、メディアテクノロジー、インタラクティブアート、空間映像表現、ロボット技術、舞台芸術、身体と映像の関係、作品システムの開発を重点的に学びたい。演習では、利用者や鑑賞者を観察し、課題を言語化し、複数案を作り、根拠をもって改善する過程を大切にする。過去の経験から、良いデザインは一人の好みで完結せず、使う人、見る人、社会環境の間に納得できる関係を作るものだと考えている。将来は、技術と身体表現を結びつけ、舞台、展示、教育の場で新しい体験を生み出すメディア表現の設計者を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、インダストリアルアートへの関心は広い分、表現、技術、社会課題のどれも浅く扱ってしまう危険がある。そのため、中安 翌先生について公式ページで確認できる所属と研究テーマに限定し、未確認の授業名や論文名を使わずに学習計画を定める。必要なのは、思いつきを作品にすることではなく、経験を観察し、根拠を示し、他者と検証しながら形にする姿勢である。東京都立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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