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北海道大学 獣医学部 共同獣医学課程 加藤 美羅先生 ゼミ 志望理由書

議論の整理

私の志望理由は、動物の摂食行動やエネルギー代謝を分子の働きから理解し、伴侶動物の肥満や生活習慣に関わる病気の予防に役立てたい。過去の経験として高校で飼い犬の体重管理を記録した際、食事量だけでなく睡眠、活動量、ストレスが体調に影響することに気づいた。北海道大学獣医学部共同獣医学課程で、生化学教室に所属する加藤美羅先生の研究環境に学び、生命現象を生体高分子の構造と相互作用から説明する力を身につけたい。

問題発見

私が課題だと考えるのは、動物の肥満や代謝異常が、飼い主の努力不足という単純な問題として扱われやすく、摂食、基礎代謝、睡眠、リズムを支える体内機構への理解が十分でない点である。高校の探究では、ペットフードの成分表示と運動量を比較したが、食べる行動やエネルギー消費がどのように調節されるのかまでは説明できなかった。獣医学では、行動の背景にある分子レベルの仕組みを学ぶ必要がある。

論証

生化学教室は、DNAやタンパク質などの生体高分子の構造と働きから生命現象を研究し、摂食行動、エネルギー代謝、睡眠とリズムの調節を、動物個体から培養細胞までを対象に扱っている。加藤先生が所属するこの教室で学ぶことは、肥満評価や代謝制御を感覚ではなく生化学的根拠で考える基礎になる。入学後に学びたいことは、生化学、分子生物学、生理学、栄養学、統計解析を関連づけて学びたい。

解決策or結論or結果

入学後は、共同獣医学課程で基礎獣医学を丁寧に学び、卒業研究では摂食行動や睡眠リズムの変化が代謝指標に与える影響を扱うテーマに取り組みたい。高校で動物の食事と体調を記録した経験を発展させ、観察を分子、細胞、個体の階層をつなぐ分析へ高める。実験で得た数値を、日々の食事、運動、睡眠の記録と対応させて考える訓練も重ねたい。将来像としては小動物臨床や予防獣医学の分野で、肥満や代謝異常を早期に評価し、動物と飼い主の生活に合った助言ができる獣医師になりたい。また、観察結果を記録するだけで終わらせず、なぜその構造がその機能を支えるのかを問い直し、動物ごとの違いを説明する力を鍛えたい。

解決策or結論or結果の吟味

ただし、生化学的な指標だけで動物の健康を判断することはできない。体重や代謝の変化には、年齢、品種、飼育環境、運動、飼い主との関係も関わる。加藤先生の研究内容に基づいて学びながら、分子の説明力と個体差への配慮を両立させたい。私は、目に見える行動と体内で起きる反応をつなぎ、動物の生活の質を支える獣医学を追究したい。

字数: 1050字

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