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創価大学 総合型選抜入試小論文方式 2025年度 小論文過去問解説(社会問題と大学での学び)

創価大学 総合型選抜入試小論文方式 2025年度 小論文過去問解説(社会問題と大学での学び)

問1【解説】

設問文

関心のある最近の社会問題をあげたうえで、自身の考えについて述べなさい。その際、1)その社会問題に関心をもった理由 2)創価大学の建学の精神が社会問題の解決にどのように関係し、活かしていけると考えるか 3) 高校までの学びと大学での学びの違いについて思うところをふまえ、本学入学後、何をどのように学びたいか が含まれるようにしてください。 600字以上~800字以内で述べなさい。

課題文・資料の要点

社会問題は国内外を問わず自由に選べる。建学の精神は三つすべてでも一部でもよい。答案では、問題の選択理由、建学の精神との関連、大学での学修計画を必ず含める必要がある。

設問条件の判定

  • 制限字数: 600字以上800字以内
  • 意見論述の要求: あり
  • 選択テンプレート: 5STEPs法
  • 判定根拠: 社会問題への意見と志望後の学びを接続する論述である。

解答プロセス

  • STEP1 要件確認: 扱う社会問題を「孤立する若者の増加」とし、理由、建学の精神、大学での学びを順に満たす。
  • STEP2 問題設定: 支援制度があっても助けを求められない若者がいることを中心問題にする。
  • STEP3 論証: 家庭・学校・地域のつながりが弱まり、失敗や不安を言葉にする場が少ないことを原因として示す。
  • STEP4 解決策: 対話を通じて当事者の声を聞き、教育・福祉・地域をつなぐ学びを大学で深める。
  • STEP5 吟味: 個人の努力だけにせず、支え合う仕組みとして考える点を確認する。

問1【解答】

私が関心を持つ社会問題は、孤立する若者の増加である。不登校、ひきこもり、経済的困難、進路への不安などは別々の問題に見えるが、共通しているのは、困っている本人が安心して相談できる関係を持ちにくい点である。SNSで多くの人とつながっていても、本音を話せる相手がいなければ孤立は深まる。

この問題に関心を持った理由は、身近にも、周囲に合わせることに疲れ、悩みを隠している人がいたからである。支援制度を整えることは必要だが、それだけでは十分ではない。制度にたどり着く前に、自分の苦しさを言葉にし、受け止めてもらう経験が必要だと考える。孤立は外から見えにくいため、成績や出席だけで判断しない視点も必要である。

創価大学の建学の精神は、この問題の解決に深く関係する。人間を手段ではなく目的として大切にする姿勢は、孤立した人を「支援対象」として見るだけでなく、一人の可能性を持つ存在として向き合うことにつながる。また、平和や文化の創造も、身近な対話を通じて他者を理解することから始まる。

高校までの学びは、与えられた知識を正確に理解し、試験で示す面が大きかった。一方、大学での学びは、自分で問いを立て、社会の中でその問いを深めるものだと思う。

入学後は、教育、心理、福祉、地域社会に関する科目を横断的に学びたい。さらに、ボランティアやフィールドワークを通じて、当事者の声を聞き、支援する側の都合だけで解決策を考えない姿勢を身に付けたい。授業で得た知識を現場で確かめ、現場で生じた疑問を再び学問に戻す循環を大切にしたい。孤立を個人の弱さとせず、人と人が支え合う関係をどう作るかを学び続けたい。

字数カウント: 684字

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