慶應SFC 総合政策学部 情報入試 2017年 大問Ⅰ 過去問解説

(ア)
DNSリフレクター攻撃が正解。
DNSリフレクター攻撃とは、DNSサーバに問い合わせを行い、その応答を攻撃対象のサーバに送信させ、攻撃対象のサーバに過負荷をかけてダウンさせる攻撃のこと。

(イ)
ブルートフォース攻撃が正解。
ブルートフォース攻撃は総当たり攻撃とも呼ばれ、想定される全ての組み合わせをしらみつぶしに試行する攻撃。

(ウ)
(4)が誤り。刑法上の侮辱罪に該当する場合がある。

(エ)
(1)誤り。友人の画像が従であっても当該友人の肖像権の侵害となりうる。
(2)誤り。公開範囲を限定していても拡散する恐れはあるので、法的な問題を生じる可能性はある。
(3)誤り。18歳未満のわいせつ画像であれば児童ポルノ法違反である。
(4)誤り。芸能人等だからといって、肖像権を放棄している訳ではない。
(5)正しい。

(オ)
(1)が誤り。青少年ネット規正法では、インターネットに接続できる携帯電話の契約者または使用者が18歳未満の青少年である場合には、保護者が利用しない旨を申し出ない限り、青少年有害情報フィルタリングサービスを提供することを携帯電話会社に義務付けている。

(カ)
(1)(2)共に誤り。映像や音楽は著作物として保護される。
(3)誤り。アニメ上映会が非営利で無料のものであっても、チラシへのキャラクターの利用には著作権者の了解が必要。
(4)誤り。レストランの店内でインターネットを利用して音楽番組を流すことは著作権の問題を生じうる行為である。
(5)正しい。

(キ)
(1)誤り。各国の判断で違法化することができる。
(2)誤り。国会議員の国会内での発言については院外での免責事項があるが、チャットルームなどに関しては免責事項が存在しない。
(3)誤り。裁判所の判断を経なくとも管理者・プロバイダ等に削除申請を行う実務は行われている。
(4)正しい。
(5)誤り。インターネット上の違法情報であっても、行政当局が強制的に削除することは認められていない。

(ク)
(1)誤り。マイナンバーは全国民がもっている。
(2)誤り。一元化は行われていない。
(3)誤り。税務署はマイナンバーを用いていない。
(4)正しい。
(5)誤り。すべての企業や個人がマイナンバーの提出を求めることができるわけではない。

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