慶應SFC 総合政策学部 情報入試 2016年 大問Ⅰ 過去問解説

(ア)
(3)が正解。
水飲み場型攻撃とは、Webサイト(つまり、水飲み場)を改ざんし、Webブラウザを通じて、Webサイトを閲覧したユーザーに気付かれないように悪意のあるソフトウェアをダウンロードさせる攻撃のこと。

(イ)
(1)が正解。
ワンクリック詐欺とは、ウェブサイトの閲覧中に何かをクリックすると、高額な請求が表示される詐欺。

(ウ)
(4)が正解。
ランサムウェア=Ransomware
ransom:身代金
ウイルスに感染したパソコンをロックし、利用できなくさせ、ロック解除の代わりに「身代金」を請求するウイルス。

(エ)
(3)が正解。
パブリシティ権とは、有名人の氏名や写真の価値を認め、勝手に使用することを許さない権利。
他人の画像を無断で使用するのは肖像権の侵害だが、「アイドル歌手の画像の経済的・財政的価値」とあるのでパブリシティ権が正解。

(オ)
(1)誤り。死者に関しては個人情報保護の対象とならない。
(2)誤り。画像で特定の個人が識別できるなら、「個人情報」に該当する。
(3)正しい。
(4)誤り。既に公表されている個人情報も保護の対象となる。
(5)誤り。私的な目的なら個人情報保護の対象とならない。

(カ)
(2)が正解。
保護者はフィルタリングの提供を拒否することができる。

(キ)
(1)誤り。被害者はプロバイダ等に対し誹謗中傷の発信者に関する情報の開示を求めることができる。
(2)正しい。
(3)誤り。応じなければいけない場合もある。
(4)誤り。その情報により他人の権利が侵害されていたことを知っていた場合、被害者からの損害賠償請求に応じなければならない。
(5)誤り。名誉棄損罪は刑法で定められた罪である。。

(ク)
(3)が正解。
「物品の形状、構造、または組合わせに係る考案を独占的に使用できる権利」とは実用新案権である。

(ケ)
(1)誤り。ライセンスが複数認められていない限りインストールできるのは1台である。
(2)誤り。映画を録画するのはいかなる場合でも著作権侵害。
(3)誤り。既に公開されている情報だから。
(4)誤り。歌手の許諾なども必要。
(5)正しい。

(コ)
(1)誤り。「リベンジポルノ規制法」が存在する。
(2)誤り。炎上はどんなサイトでも起きうる。
(3)誤り。SNS上でのストーカー行為については現在のところ規制されていない。
(4)正しい。
(5)誤り。自明。

 

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