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大分大学 医学部看護学科 前期日程 2025年度 小論文過去問解説(誹謗中傷対策)

大分大学 医学部看護学科 前期 2025年 小論文過去問解説(誹謗中傷対策)

問1【設問文】

問1 図1〜図4から読みとれることを、200字以内(句読点を含む)でまとめなさい。

問1【解説】

設問条件の判定

  • 制限字数: 200字以内
  • 意見論述の要求: なし
  • 選択テンプレート: 自由形式
  • 判定根拠: 図1〜図4から読み取れる傾向をまとめる資料読解問題であるため。

設問文・課題文の整理

問1は、誹謗中傷や侮辱罪厳罰化に関する図表を読み、図1〜図4から読み取れることを200字以内でまとめる問題である。

解答プロセス

5STEPに当てはめた書き方

STEP1 議論の整理

誹謗中傷への問題意識と法的対応への賛否を整理する。

設問要件対応: 図1〜図4を読む。

STEP2 問題発見

人々が誹謗中傷をどの程度問題視し、厳罰化をどう受け止めているかを問う。

設問要件対応: 読み取れることをまとめる。

STEP3 論証

被害認識、加害への不安、厳罰化への評価を組み合わせる。

設問要件対応: 複数図表を使う。

STEP4 結論

誹謗中傷対策への関心は高いが、法規制だけでは不十分だとまとめる。

設問要件対応: 200字以内で要約する。

STEP5 吟味

単なる賛成多数ではなく、表現の自由への懸念も残ると確認する。

設問要件対応: 図表読解を一面的にしない。

問1【解答】

図1〜図4からは、インターネット上の誹謗中傷を深刻な問題と捉える人が多く、被害者保護や加害抑止を求める意識が広がっていることが読み取れる。また、侮辱罪の厳罰化には一定の支持がある一方、処罰強化だけで問題が解決するわけではなく、表現の自由や萎縮への懸念も残る。したがって、社会は誹謗中傷対策を必要と見ているが、法規制と教育・相談支援を組み合わせる必要がある。

字数カウント: 178字

問2【設問文】

問2 「インターネット利用と侮辱罪の厳罰化」に関する多様な意識を踏まえ、インターネットの誹謗中傷を減らすための対策について、あなたのアイディアを400字以内(句読点を含む)で述べなさい。

問2【解説】

設問条件の判定

  • 制限字数: 400字以内
  • 意見論述の要求: あり
  • 選択テンプレート: 5STEPs法
  • 判定根拠: 誹謗中傷を減らすための対策について、自分のアイディアを述べる問題であるため。

設問文・課題文の整理

問2は、誹謗中傷を減らすための対策について、400字以内で自分のアイディアを述べる問題である。図表からは、処罰強化への期待と同時に、法だけでは防ぎきれない課題が読み取れる。

解答プロセス

5STEPに当てはめた書き方

STEP1 議論の整理

誹謗中傷対策は、処罰・予防・被害者支援を分けて考える必要がある。

設問要件対応: 図表の問題意識を踏まえる。

STEP2 問題発見

なぜ厳罰化だけでは誹謗中傷が減らないのかを問う。

設問要件対応: 対策の方向を定める。

STEP3 論証

匿名性、拡散速度、感情的投稿、相談の遅れを原因にする。

設問要件対応: 対策の根拠を示す。

STEP4 結論

投稿前警告、教育、早期相談、削除連携を提案する。

設問要件対応: 自分のアイディアを明示する。

STEP5 吟味

表現の自由を守るため、透明な基準と異議申立ても必要だと確認する。

設問要件対応: 副作用を検討する。

問2【解答】

誹謗中傷を減らすには、侮辱罪の厳罰化だけに頼らず、投稿前の予防と被害発生後の支援を組み合わせる必要がある。処罰は抑止力になるが、投稿が拡散した後では被害を完全には回復できない。

問題は、匿名性と拡散速度によって、軽い気持ちの投稿が短時間で大きな被害になる点である。さらに、加害者は自分の投稿を批判や感想だと思い込み、相手の生活や心身に与える影響を想像しにくい。

私の提案は、SNSに投稿前警告と相談導線を組み込むことである。個人攻撃や差別語を含む投稿には、送信前に法的責任を表示し、考え直す時間を作る。

同時に、学校や職場で、批判と人格攻撃の違い、証拠保存、相談窓口の使い方を学ぶ機会を設けるべきである。早く相談できれば、削除依頼にもつなげやすい。

ただし、過度な監視は正当な批判を萎縮させる。削除基準を明確にし、異議申立てを置いたうえで、予防・教育・支援を一体化することが重要である。

字数カウント: 389字

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