地域政策系問題2

地域政策系問題2

議論の整理……

近年、社会的に問題となっていることは、少子高齢化、首都圏一極集中、孤独死、 限界集落、生活習慣病などと多様で複雑である。

問題発見……

その中で、特に私が今回取り上げたい話題は地域過疎化、限界集落に関するもの だ。限界集落とは、過疎化や将来性のある若者の首都圏流出により、人口の半分以 上が65歳以上の高齢者になり冠婚葬祭など社会共同生活の維持が困難になっている ものだ。これでは、自然の資源を生かした第一次産業の発展も見込めない。つま り、限界集落周辺の農地が持つ多面的機能が喪失することで、現在食料輸入率が高 い日本にとっては大きな経済的損失につながりかねない。

論証……

なぜ、限界集落や地方過疎化現象が起きるかというと首都圏一極集中が挙げられ る。

解決策or結論……

私はこの問題に対する解決策or結論として、「健康からまちづくり というプロジェクトを推進したいと考える。具体的に説明すると、地域の健康管 理、病気予防などを種々のフィットネスにより行うというものだ。例えば、高齢者 でも楽しくかつ、アクティブに活動できるような体操プログラムを考案し、それを 実際に地域で行う。今述べたのは一例だが、こうした医療・介護保険の負担が大き い街で寿命を延ばす、つまり要介護、病気の高齢者が減ることができれば、財政負 担の低減も可能である。

解決策or結論の吟味……

また、この健康プロジェクトでは、以下の4つを大事にしたい。一つ目はヒアリン グだ。実際に慶應の研究会が率先して、教授とともに地域に赴き、人々の声に耳を 傾ける。その次に、プログラムの実行である。各世代にあった運動プログラム、イ ベントの企画実施をする。そして、次に実施し得られたデータをもとに検証し、エ ビデンスとして活用する。また、地域でのプロジェクトをweb広報する。最後に、 エコシステムの充実だ。具体的には、事業として整理しモデルケースを生み出す。こ のPDCAサイクルを回していくことで地域の健康寿命をのばすことだけではなく、 地域創生にも大きく寄与し、地方創生に興味を抱く学生や団体も次々に名乗り出る だろう。さらに、これらの取り組みは学生主体であるが、例えば企業や地方自治体 の資金援助や開発援助を受けることでいち早く地域活性化を促せる。

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