・先端科学技術
議論の整理……
グローバル化が進展する現代の社会においては、国家間でのお金の動きも激しい。 さらにミクロな視点で見ると、我々日本国内でも様々な契約、交渉、企業間での取 引の際、大きなお金が動く。このように我々の社会のシステムは結局はお金によっ て回っていることがわかる。
問題発見……
そして、このお金に関する問題に関して一番に解決しなければならないことがあ る。それは、お金の管理が難しい点である。昨今の社会においては物価上昇や、ハ イテクノロジーの登場により、以前よりも便利になった反面、コストもかかるよう になった。そこで、多くの紙幣や貨幣が使われるがここでの金銭関係のトラブルなどを連日ニュースで見る。また、送金する際に銀行やATMまで行く必要があり、そ の上手数料も毎度多くかかる。こうした現行の貨幣システムの煩雑さというものに 問題があると私は考える。
論証……
なぜ、このようにお金の管理が難しくなるかについては、ひとえに紙幣や貨幣とい った実体があるゆえの煩わしさというものをあげる。具体的には、多く小銭を持っ ている状態は重い上に、なくしてしまう危険性もある。ここでキャッシュ機能つき のカードを持ち出したいが、これに関しても財布をなくしてしまえば、カードも紛 失することになる。
解決策or結論……
そこで、今回私が提案したいシステムは最先端のブロックチェーン技術を用いた仮 想通貨の利用である。仮想通貨は既存の経済システムを根本から覆すほどの力と可 能性を秘めている。これらを大学のプログラミング研究チーム一体となってシステ ム構築を行い、若者から高齢者までもが簡単かつ安全に使える仮想通貨を提供した い。具体的には、先端情報科学技術の知見や財務、会計といった金融の知見などの データをビッグデータとして収集し機会学習により解析し、最適化する。こうして 学際的領域のアプローチを行い、問題解決に取り組む。 さらに、この仮想通貨システムはただ、情報化社会の潮流に強制されて発案したも のではない。例えば、このシステムをアプリ化して動画広告プラットフォームとし ての役割も担わせる。詳細は、企業や店舗は独自の動画広告を配信することができ る。アプリユーザーが完全に視聴した場合にのみ、仮想通貨がユーザーに渡され る。これは、広告を見た消費者に直接広告主である、企業や店舗が付与するのだ。 解決策or結論の吟味 これにより、金融システムの簡素化だけでなく、企業の集客率と利益アップが望ま れる。また、この仮想通貨システムを構築した際に当然セキュリティ問題も発生す るといった課題も残るが、これに関しては情報セキュリティ専門家監修のもと、最 適なセキュリティ対策を随時、行っていくつもりだ。
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