青山学院大学 総合文化政策学部 2017年 小論文 解答例

(v9f171001m0)

■設問

問題1

このような場合、議論の整理の「共通の前提」「説明」の応用型を使うと良い。

 

問題2

ここでは、反論を行うために、「問題発見」のうち「問題の特定」「問題の列挙」を使うべき。

 

問題3

ここでは、まず自分の立場を明らかにする。「議論の整理」はされているので、「論証」で事例を交えて記述する。

 

問題4

穴埋め

 

■解答

問題1

筆者は、個人の行動が他人の利益に影響を与えない限り、個人に対してそのような行動をとるべきではないと言う権利は、誰にもないと主張した。なぜならば、個人の幸福に最大の関心を持っているのは、その個人であるからだ。しかし、誰に対しても不当なことはしていなくても、自分だけに関係する欠陥のために、他人から厳しい扱いを受けることがある。これは人が付き合いを避ける権利を持っているからであり、自然なことである。(198文字)

問題2

筆者は、個人の行動が他人に影響を与えない限りは個人の範囲であるが、悪影響を与える場合は社会の範囲であると述べている。しかし、ここでいう社会とは何を指すのか明示されていない。とりわけ、社会の領域に家族は含まれるのか、それとも家族外の2、3人の集団を社会と呼んでいるのか、あるいは大きなコミュニティを想定して社会と呼んでいるのか、社会と個人の線引きと社会が指し示す範囲を明らかにする必要があると考える。(199文字)

問題3

私は、問2の主張に賛成である。なぜなら、社会の範囲は非常に幅広く、これが何を指しているのか定義されずに、個人と社会の領域の線引きについて論じることは出来ないと考えたからである。例えば、家族も社会の一つの形態としてみなす考えもあるが、その場合激務の夫が仕事を辞めるという個人的な行動でも、家族の場合は関心や、受けとる影響も複雑かつ大きくなる。家庭への関与が大きくなるという良い影響と同時に、収入が減るという悪影響も考えられ、この問題が家族の領域なのか、個人の領域なのか線引きが難しい。このように、個人と社会の線引きについて論じる際には社会とは何か定義づける必要があると考えた。(287文字)

問題4

12→07

34→10

56→13

78→01

910→04

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