結論・根拠・具体例による文章構成ドリル 解説

結論・根拠・具体例による文章構成ドリル 解説

・ 結論・根拠・具体例による文章構成ドリル

1. 集団的自衛権にY/N?

結論→私は、日本の集団的自衛権の行使に賛成である。

根拠→なぜなら、近隣諸国の軍事的挑発に対応するには、日米同盟を強化する必要があるためである。

具体例→たとえば、中国による領海・領空侵犯は近年ますますその激しさを増している。

2. 外国人地方参政権にY/N?

結論→私は、外国人地方参政権に賛成である。

根拠→なぜなら、移民は納税しているため、「代表なくして課税なし」の観点からいえば、当然選挙権を行使できるようにすべきであるためだ。

具体例→たとえば、新宿区新大久保では韓国系住民が四分の三を占めており、彼らを無視した行政運営はすべきではないと私は考える。

3. 移民政策にY/N?

結論→私は移民政策に賛成である。

根拠→なぜなら、少子高齢化で生産年齢人口が減少しているためである。

具体例→具体的には、日本は百年後に人口が三千万人になり、二百年後には人口が四百万人になると言われている。このような人口減少は国家の危機であり、我々はこうした事態に対処する必要がある。

4. 一夫多妻にY/N?

結論→私は、一夫多妻制度に反対である。

根拠→なぜなら、妻が増えることによる倫理的な問題があるためだ。

具体例→たとえば、妻が増えることにより、以前結婚したにもかかわらず扶養義務が十分果たされないことが考えられる。

5. 中絶にY/N?

結論→私は中絶に反対である。

根拠→なぜなら、本来生まれるはずだった子供が、中絶により生まれなくなると、出生率が減るためである。

具体例→たとえば、韓国では中絶が禁止された結果、少子化対策に一定の効果を生んでいる。

6. 外国人株主規制にY/N?

結論→私は、外国人による国内企業の株式取引に対する規制に対しては、是々非々で対応すべきだと考えれる。

根拠→なぜなら、インフラやマスコミのような公共財を扱う企業の株式の取り扱いと、そうでない企業の株式の取り扱いは、国家防衛上異なるべきだからだ。

具体例→具体的には、日本郵政やNTT 、JR、JTなどの株式については、その取扱を慎重にすべきである。

7. 富裕層への税金引き上げにY/N?

結論→私は富裕層への税金引き上げに反対する。

根拠→なぜなら、こうした引き上げは勤労意欲を低下させるからだ。

具体例→たとえば、富裕層への税金引き上げがなされた場合、富裕層は高い税金を嫌い、収入を国内で申告しなくなる可能性がある。

8. 原発再稼働にY/N?

結論→私は、原発への事故の対応が十分であり、かつ使用済み核燃料の処理についてめどが立てば、原発は再稼働すべきであると考える。

根拠→なぜなら、過去の原発事故においては、こうした部分での対策が不十分だったゆえに、原発の稼動がみなおされることになったためである。

具体例→たとえば、東北大震災での福島原発の事故は、こうした問題点を浮き彫りにしている。

9. 公立学校民営化にY/N?

結論→私は、公立学校民営化に賛成である。

根拠→なぜなら、公立学校は規模の経済が働かないからである。

具体例→たとえば、規模の経済がはたらくたばこ産業やインフラ産業、暴力装置としての国家の後ろ盾が必要となる警察や軍隊においては公的介入が正当化させうるが、公立学校においてはそうではないためである。

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