【お知らせ】毎年帰国生・自宅浪人生・仮面浪人生始め多くの合格者!慶應小論文対策講座

上智大学 外国語学部 イスパニア語学科 編入学試験 2024年度 小論文 過去問解説

【問題概要】

上智大学 外国語学部 イスパニア語学科 編入学試験 2024年度の小論文過去問です。

【設問文全文】

問:機械翻訳の精度が日進月歩で向上している時代において、なぜ大学で専攻語として外国語を学ぼうとしているのか。機械翻訳の有益性と問題点に触れつつ、800字以内で述べてください。

問【解説】

5STEPs法での書き方

STEP1で有益性、STEP2で限界、STEP3で学習理由、STEP4で対話、STEP5で結論を述べます。

問【解答例:5STEPs段落構成】(738字)

STEP1

 機械翻訳の精度が向上している時代でも、大学で専攻語として外国語を学ぶ意味は失われない。機械翻訳は、旅行、メール、資料の概要把握などに非常に有益である。短時間で複数の言語を理解する手がかりを得られ、国際的な情報格差を小さくする力もある。

STEP2

 しかし、機械翻訳には限界がある。第一に、文脈や文化的含意を十分に読み取れない場合がある。冗談、皮肉、敬意、歴史的背景を含む表現は、単語を置き換えるだけでは伝わらない。第二に、翻訳結果が自然に見えても誤訳が含まれることがあり、利用者に知識がなければ誤りを判断できない。

STEP3

 私が専攻語を学ぼうとする理由は、翻訳された結果を受け取るだけでなく、その言語を使う人々の世界の見方に近づきたいからである。イスパニア語を学べば、スペインだけでなく中南米の歴史、植民地支配、移民、文学、音楽、社会運動を原語に近い形で理解できる。

STEP4

 また、外国語学習は相手との関係を変える。相手の言葉で話そうとする姿勢は、単なる情報交換を超えて、敬意や信頼を示す。機械翻訳を介した会話だけでは、相手の言いよどみや感情の細部を感じ取りにくい。言語を学ぶ過程で、誤解しながらも対話を続ける力が身につく。

STEP5

 結論として、機械翻訳は外国語学習の敵ではなく、補助道具である。概要をつかむ時には機械翻訳を使い、深く理解し判断する時には自分の語学力と地域理解を使うべきである。大学で専攻語を学ぶ意義は、便利な翻訳を使いこなしつつ、言葉の背後にある文化と人間を理解する力を育てる点にある。さらに、外国語を学ぶ過程では、知らない社会に対して謙虚になる姿勢も身につく。誤訳を疑い、原文を確かめ、相手の言葉で問い直す力は、国際社会で信頼を築くために必要である。だからこそ、機械翻訳の時代にこそ専攻語を学びたい。

AO入試・小論文に関するご相談・10日間無料添削はこちらから

「AO入試、どうしたらいいか分からない……」「小論文、添削してくれる人がいない……」という方は、こちらからご相談ください。
(毎日学習会の代表林が相談対応させていただきます!)

累計100名以上が早慶上智に合格しています
いますぐLINEで相談する!
受験相談・体験授業は10日間無料です