【お知らせ】毎年帰国生・自宅浪人生・仮面浪人生始め多くの合格者!慶應小論文対策講座

上智大学 経済学部 経済学科 外国人入試 2022年度 小論文 過去問解説

【問題概要】

上智大学 経済学部 経済学科 外国人入試 2022年度の小論文過去問です。

【設問文全文】

問題. 以下の文章は、インフォーマル経済について研究する文化人類学者の小川さやか氏の著書『チョンキンマンションのボスは知っている』から、タンザニア商人たちの相互扶助や組合活動を観察した記録である。読んで以下の問に答えなさい。

課題文は、他者の「事情」に踏み込まず、メンバー相互の厳密な互酬性や義務と責任を問わず、無数につながる関係を、ビジネスや生活の機会を見いだす「プラットフォーム」として機能させる姿を描いている。

問1. 筆者が以上の文章において言いたいことを、できるだけ文中の言葉を用いて250字以内で要約しなさい。

問2. 筆者の言いたいことについて、あなたはどう思うか、自らの経験に基づきながら200字以内で意見を述べよ。

問1【解説】

250字以内なので、緩やかな相互扶助、責任追及を避ける姿勢、プラットフォーム性をまとめます。

問1【解答例】(232字)

 筆者は、タンザニア商人たちの組合活動を、厳密な互酬性や義務で成り立つ制度ではなく、他者の事情に深く踏み込まず、たまたまその場にいる人が陥った状況に応答する緩やかな仕組みとして捉えている。彼らは、原因や責任を個人評価に結びつけず、「適当」に関わることで、フリーライダー問題を深刻化させない。組合は固定的な共同体というより、無数の関係を通じて商売や生活の機会を見いだすプラットフォームであり、緩さが相互扶助を持続させる実践なのである。この柔軟さこそ筆者の注目点である。

問2【解説】

200字以内の意見なので、立場を明確にし、自分の経験を一つ入れてまとめます。

問2【解答例】(180字)

 筆者の指摘に賛成である。自分の学校生活でも、役割を細かく決めすぎると、できなかった人への責任追及が先に立ち、協力が続かなくなることがあった。一方、余裕のある人がその時できる範囲で助け、事情を必要以上に詮索しない活動は長続きした。互酬性を厳密に求めない緩やかな関係は、無責任ではなく、人が安心して参加し続けるための知恵だと考える。現代の組織にも必要な感覚である。

AO入試・小論文に関するご相談・10日間無料添削はこちらから

「AO入試、どうしたらいいか分からない……」「小論文、添削してくれる人がいない……」という方は、こちらからご相談ください。
(毎日学習会の代表林が相談対応させていただきます!)

累計100名以上が早慶上智に合格しています
いますぐLINEで相談する!
受験相談・体験授業は10日間無料です