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上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科 帰国生入試 2021年度 小論文 過去問解説

【問題概要】

上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科 帰国生入試 2021年度の小論文過去問です。

【設問文全文】

以下の文章を読み、設問に答えなさい。回答は別添の解答用紙に、必ず設問の番号とともに記入すること。ただし解答は番号順でなくてよい。

1. 下線部A〜Cについて、読み仮名をふり、それぞれ簡潔に意味を述べなさい。

2. 下線部①〜③について、以下の問いに答えなさい。①ホロコースト 何を意味するか、日本語で述べなさい。②NGO 何の略か、英語で答え、日本語に訳しなさい。③G7構成国を全て述べなさい。

3. 下線部1について、この記事で説明されていることを以下の視点からそれぞれ200字以内でまとめなさい。(1)各種メディアの報道(2)フェイクニュース(3)各国政府の見解

4. 外国についての研究を行なう上で、あなたが考える「メディア媒体を資料とする際に重要なポイント」を2点挙げて、それぞれについてその根拠を述べなさい(全体で400字以内)。

課題文は、アマゾンの森林火災、ボルソナロ政権、G7、各国政府やメディアの反応を扱い、「真実を永久に隠し通すことは誰にもできない」という言葉で結ばれている。

問題4【解説】

設問条件の判定

400字以内で二つのポイントと根拠を述べる意見説明問題なので、PREP法でまとめます。

PREP法での書き方

第一の観点を媒体の立場と情報源、第二の観点を複数資料の比較と時間経過に置きます。

問題4【解答例】(360字)

 第一に、媒体の立場と情報源を確認することが重要である。新聞、テレビ、SNS、政府発表、NGO報告では、同じ出来事でも強調点が異なる。課題文のアマゾン火災でも、国際メディア、ブラジル国内メディア、政府、環境団体の発言は一致していない。誰が、何を根拠に、どの読者に向けて述べているかを確認しなければ、報道を事実そのものと誤解してしまう。第二に、複数の媒体を比較し、時間の経過も見ることである。初期報道には誤情報や政治的宣伝が混じることがあり、後から修正される場合もある。特に外国語の記事を読む際には、翻訳による語感の変化や、見出しが本文より断定的になる点にも注意すべきである。したがって、外国研究では一つの報道を結論にせず、異なる国・組織・時期の資料を照合し、共通点と食い違いを常に慎重かつ具体的に分析する姿勢が必要である。

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