早稲田大学 政治経済学部 AO入試 志望理由書 提出例 (戸堂康之研究会向け)

  • 議論の整理・・・

日本経済はバブル崩壊以降デフレ脱却をその目標として掲げるも未だにその目標を達成できておらず、日本経済は低迷を続けている。

現状を打破するために、安倍政権は大胆な経済政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を三本の矢に見立てた日本再興戦略、通称アベノミクスを展開したが、現状日本国内においてトリクルダウンも確認されず、その効果は芳しくない。

世界では国際的な企業が増加しつつある昨今、インバウンドに焦点を当てた企業はその競争力において世界に広く展開する大企業には匹敵しないと評価されつつある。

  • 問題発見・・・

では、日本経済を再建するために、どのような政策が必要だろうか。

  • 論証・・・

私はこれらの問題を解決するためには、日本の経済とそれを取り巻く企業に対する知識を前提とし、その解決策となる政策について提案することが重要だと考える。

たとえば、開発経済学に詳しい戸堂康之教授は、企業が国際化する利点について

日本企業が国際化して、それによってさらに生産性や競争力を高めることが、日本経済が再び成長するための1つの重要な手段となるが、臥龍企業に象徴されるように日本企業は潜在力をもっており、以下で述べるような政策によって十分にそれが可能となるはずである。

なお、国際化すべきなのは製造業だけではないし、臥龍企業が製造業だけにいるわけでもない。と発表している。[1]

  • 結論・・・

そこで、日本経済再建のための政策を専門的に研究するため、開発経済学について専門的知識に富む貴学政治経済学部の戸堂康之教授の下で、上述の問題点を整理するべく企業の生産性や競争力を高めるための政策について研究を深めたいと考えている。

貴学政治経済学部の戸堂康之研究会が上述の研究を進めるのに最適な研究環境との確信のもと、貴学政治経済学部に入学し戸堂康之研究会に入会することを強く希望する。

[1]戸堂康之著『企業の国際化による日本の再生 : 政策の役割を議論する』(掲載誌 技術と文化による日本の再生 : インフラ、コンテンツ等の海外展開 総合調査報告書:2012-09)

 

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