早稲田大学 教育学部 外国学生入試・帰国生入試 志望理由書 提出例(福田育弘ゼミ向け)

 

■議論の整理

 

映画に出てくる食事の場面が好きだ。日常の中に当たり前に存在している食事の風景からは、その人の生活を垣間見ることができる。どのような料理を作り、どのような皿に盛り付けて食卓に出すのかは、普段の家での様子を想像させる上で重要なことである。外食シーンであったとしても、どのような店で何を頼んでいると表すかによって、登場人物の性格や振る舞い方を視聴者に想像させる。

 

■問題発見

 

日本のみならず世界各国で愛されているスタジオジブリ作品も、食事の描写が心に残る映画である。『天空の城ラピュタ』に出てくる、上に目玉焼きを乗せたパンがある。おそらく現実で目にしたとしたら、そこまで美味しそうには見えないだろう。それなのに、映画に出てくるパンはとても美味しそうに見える。『千と千尋の神隠し』で千尋の両親が豚になってしまうシーンに出てくる台湾料理らしき食べ物にいたっては、何なのかも分からない。それでも美味しそうに見えてしまう。

 

■論証

 

ジブリ映画に出てくる食事のことを「ジブリ飯」と呼び、再現する人もいる。現実世界に存在する美味しそうな料理をアニメ映画が模倣するのではなく、アニメ映画に出てくる架空の食事を現実世界で模倣しているのである。明らかに現実世界で目にするものとは異なる食事に対して美味しそうという感情を抱き、手間をかけてでも真似したいと考えるのは何故だろうか。嗅覚が刺激されない映像作品であっても美味しそうに感じられるということは、視覚的な情報により判断していると考えられる。

 

■結論

 

私は、映像作品の中に描かれる食事、中でもアニメ映画に登場する食事を分析することで、人々がなぜ「美味しそう」と思うのかを研究していきたい。

 

■結論の吟味

 

以上の研究を行うため、貴学教育学部複合文化学科に入学し、福田育弘教授の研究会で学ぶことを強く希望する。

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