上智大学 外国語学部 特別入試 志望理由書 提出例(河﨑健ゼミ向け)

■ 議論の整理
近年のEUにおいては、欧州難民危機やイギリスの離脱など、様々な問題に直面してきた。その中でもドイツはメルケル首相のイニシアチブのもと、政権に対する批判はもちろんあるものの、比較的安定した国力を保ち、外交の積極化を図り、ギリシャ危機、ウクライナ危機、難民問題に等に対しても一定の役割を果たしているといえる。このようなドイツの立ち位置を、政治学者ミュンクラーは「中央の大国」と評し、ヨーロッパにおける均衡状態を保つバランサーの役割を果たしていると捉えている※。

■ 問題発見
近年のドイツがヨーロッパにおいて果たしている「中央の大国」としての役割は、メルケル政権における特質なのか、それとも東西ドイツの統一をはじめ、様々な難題に直面しながら歩んできたドイツ連邦政府の成熟として捉えられるのだろうか。

■ 論証
河﨑教授は、この近年の変化と動向について、メルケル首相と歴代の首相を比較し、積極外交に転じた功績について、その動向を見守りつつ、様々な論者の議論を踏まえて分析している。長期的な視野に立ち、ドイツのEUや国際社会における役割を評価していくには、未だに収束の目途が立たないウクライナ危機や難民問題などの局面をどう乗り切っていくかを長期的な視野に立って注視していく必要があるだろう。

■ 結論
EUにおける現ドイツ政権の果たす役割を捉えるために、私は外交はもちろんのこと、経済・産業、軍事、医療・福祉、教育、移民・難民政策等の様々な分野における現政権の評価を多角的に調査・分析したいと考えている。 また、その政策に対する論者の評価とともに、メディア等を通して国民世論の調査・分析を行いたい。

■ 結論の吟味
上記について学び、追求していくために、貴学の河﨑健教授のゼミに入会し、文献調査やインタビュー調査を実施できる語学力を磨くとともに、国際社会におけるドイツの政治学についての知識を習得することを強く希望する。

河﨑健(2016) 欧州危機と積極化するドイツ外交:変化をめぐる状況と議論を中心に 上智ヨーロッパ研究,(9),31-53.

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