慶應義塾大学 看護医療学部 AO入試 志望理由書 提出例(宮脇 美保子研究会向け)

■ 議論の整理・・・

近年、医療技術が進歩を重ね、医療現場は高度化・複雑化している。その中で医療における倫理的問題が浮かび上がってきている。臨床現場においては倫理的問題を看護師個人の問題ととらえ、解決への方針がまったく立たぬままになっている状況がありうる。※1※2貴学の論文では看護師が臨床現場において直面する倫理的問題について研究されている。論文※1では中堅看護師を対象に倫理的な悩みについて聞き取り調査をし、それによる看護の質への影響を明らかにし、倫理的支援システム構築を提言している。また論文※2では医療現場における看護師の役割と倫理的支援の必要性を明確にしている。

■ 問題発見・・・

では、どのような倫理的支援システムが考えられるだろうか。

■ 論証・・・

倫理的問題に直面したとき、それをスタッフで共有し検討する機会を定期的に設けること必要であると考える。例えば、不穏状態にある入院患者に対して、身体抑制や鎮静薬の投与をするか否かという倫理的問題に直面した時、患者の事を考えればできるだけ抑制や鎮静はしない方が良いが、他の患者やスタッフに危害を加えたり、業務が妨害されたりする可能性があるので、慎重に選択するべきである。そのような状況が発生するたびに検討会をしていては対応できないので、簡易的なガイドラインを作成し基準を超えた不穏状態には抑制を考慮するなどの対策が考えれる。そして、緊急性が低い問題については定期検討会で話し合い、よりよい対応を考えていくべきである。自分または同僚の経験や技術不足により、患者に適切な看護が提供できていないとき、倫理的な責任を感じることが予想される。このような場合も検討会において、人員は適切であったかや十分な教育が行き届いているかなどを話し合うことが重要である。

■ 結論・・・

以上より、看護師に対する倫理支援システムとしては倫理問題を扱う検討会が有効であると考えられる。

■ 結論の吟味・・・

宮脇 美保子教授に師事することで、看護倫理に関して多面的に学び研究できると考え慶應義塾看護医療学部への入学を志望している。

 

※1宮脇 美保子.(2017)臨床倫理における看護師の役割と支援システムの構築  科学研究費補助金研究成果報告書

 

※2宮脇 美保子.(2017)中堅看護師の「倫理的悩み」に関する実態および倫理支援システムの構築  科学研究費補助金研究成果報告書 2013年

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