議論の整理・・・根本彰氏が中心となって、2006年、LIPER報告書で、司書養成にかんする提言をまとめた。これは専門的知識を持った司書が不足していることを暗に前提にしている。
問題発見・・・しかし、昨日の国会で、日本維新の会が「近い将来、司書はAIで代替できる」として学校司書の定員増を求める国会決議案に反対した。
論証・・・この日本維新の会の主張には一理ある。AIで司書業務を代替することはこと図書に関する知識、図書情報学に関する知識に限って言えば原理的には可能なのである。ビッグデータを活用すれば知識量は人間の比ではないとも言える。人件費や養成費の出費を気にする必要もない。設備投資も微々たるものである。日本維新の会の主張は非現実的なものではない。果たして人間の司書はそこまで必要不可欠なものであろうか。
結論・・・そこで私は、AIによる司書業務の代替可能性について研究したい。
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