【慶應SFCAO】慶應SFCAOで今後注目されるコロナ対策は? 不登校→慶應SFC合格の塾長が語る慶應SFCAO必勝術!

(林)毎日学習会のです。

(あいり)あいりです。

(林)よろしくお願いします。

(あいり)よろしくお願いします。

(林)今日はちょっと新車の販売不振って話をしたいな、と思ってるんですけど。
車が売れなくなってきてるって話で、資源の最適な配分っていう観点から言うと、今ちょっとコロナとかでまたちょっと下火になってますけど、シェアの文化っていうのは最近結構ありますよね。
自動運転とかもそうなんだけど、タクシーって運転手が運転してるから高いわけじゃないですか。あれが、自動運転ができるようになると、すごい安い値段で移動できるようになるんですよ。単純に、タクシーってのが、人雇わなくてもできるようになってくるわけだから。そうするともう、中古車とかで自動運転とかやれば、めっちゃ安くできるじゃないですか。
そういう、資産運用みたいな形になってくると、なんかね、自分が贅沢なものをちょっとやってくみたいな感じっていうのは、なかなかこうね、やっぱりね、車が贅沢だからいい男だな、とかって文化ってあるじゃん。時計が贅沢なんだとか。記号的消費っていうんですけど、そういうのを。記号的消費ってさ、何でもいいんだよ。例えば、時計でもいいし、車でもいいし、パソコンでもいいし。何でもいいんですよね、記号的消費をするものってのは。必ずしも車である必要ないんですよ、記号的消費をするものって。
で、考えてった時に、もしかしたらかなり、そういう形でね、もうかなり安い値段で乗れるようになってきたりすると、記号的消費としての車っていうのが、相当可能性が減ってくる。逆に、車っていうのがある程度の生産台数ですむようになっちゃって、あとは移動手段として使う形になってくると、全然違った世界が見えてくるのかなと思うんですよね。
そういう社会で、例えば、逆にニーズが高くなるような会社って、どういう会社だと思います?

(あいり)通信会社とかじゃないですか。

(林)通信は、もちろんその、トラフィックは増えるから、ニーズは増えるでしょうけど。ただ、トラフィックが増えてきた分、安い値段で提供するようになったら、そう利益は変わらないですよね。だから、通信は意外と、私はそんなに楽観視はしてないですね。
あと、車に関して言うと、たぶん車って、今までどんだけ使っても10万kmとか。日本人の感覚からするとですよ。発展途上国に行ったら、もっと長い距離走ってる車ってあるけど。10万km、20万kmになったら、とりあえず売ろうかってなるケースが多いじゃないですか。これからの、自動運転とかでやるとしたら、100万km、1000万kmとかって走ることになるんだよね。その、車が24時間ひたすらフル稼働してるわけだから。
ていうことを考えると、おそらくその、長期的に持つ車を作るための技術とか、あと壊れた時に修繕をするとか、そこの部分、すごくニーズ出てくるでしょうね。
記号的消費って意味で言うと、車とかからどういったものに変わると思います?

(あいり)さっきも出てたけど、時計?

(林)時計も、なんかだけど、Apple Watchとかなってると、なんか最近アイリスオーヤマの社長がApple Watchつけててさ、Apple Watchって高いやつでも10万ぐらいですよね。それで、なんかロレックスとかさ、意味のない見せ合いから解放されるって考えると、なんかね、どうなのかな。

(あいり)宝飾品とか。

(林)宝石ね。意外と。かもしれない。女性は特に、宝飾品てのは聞きますね。

(あいり)あとあの、金の価値は、目減りしないからっていう感じで、みんな買ったりとかしますけどね。

(林)金の投資ってのが、結構長期的に見ると、下がってることが多いんですよ。金は、意外と危ないって言われてて。ポートフォリオに入れるのは。何になるかな。記号的消費のあり方って多分、相当変わるでしょうね。

(あいり)車は本当に、持ってたらめっちゃお金持ち、みたいな感じになっていきそうですね。

(林)ただね、趣味で走るってのは、また別にあるかもしれない。手段としての車っていうのに、そんなにローン組んで命かけるみたいなことは、そんなしなくなるかなとか。
あとはね、意外とね、やっぱりね、来るかなと思ってるのは、コロナが続けばの話だけど、自宅。あのさあ、ほんとに私、もともと西新宿に住んでて、西新宿に家借りてるんですけど。ちっちゃい家で住むのが、すごい嫌になってね。わかります?感覚的に。
東京住んでると、なんかちっちゃい家でもいいやって思っちゃうんです。結構外にいることも多いし。家なんて、寝て帰れればいいや、みたいな感じに思って、結構ちっちゃい家借りたんですけど。家にいるっていうのがね、出てくると、日に日にストレス半端なく溜まりますね。

(あいり)本当にそれ。

(林)出身が地方だから、仙台だから、実家結構でかいんですよ。

(あいり)うちもそうなんです。

(林)そうするとね、ストレスが溜まって半端ない。

(あいり)おうちだと、というかおうちに、例えばリビングがあって、なおかつ自分の部屋があるみたいな。
ただ東京に来ると、自分の部屋サイズのところが自分の家、みたいな感じに。

(林)今、地方で見てる人は、本当に今の話は、よく聞いといてほしいんだけど。
不動産ってのはね、住宅分野に関して言えば、案外価値は下がらないと思います。都心は特に。なんでかっていうと、それなりに便利なところで、なんかちゃんとこうあのもう、本当に広い家に住みたいなと、最近私すごく強く思うようになりました。
あの、校舎は毎日学習会、今まで借りたことなくて。これからも多分、スタッフ用の事務所とかは借りると思うんですけど、校舎を借りるってのは、あんまり考えてないんですけど。
ただね、不動産は買いたいなって、ここ最近、本当につくづく思うようになりました。居住用です。スタッフ集めて仕事とかっていうのも、これからもう、コロナこんだけきついと、できるのかな。もともとリモートワークの会社なので、あんまり考えてないですけど。自分の家を買いたいっていうのは、最近すごい思いますね。本当にあの、ちっちゃいところで仕事するのは、本当にストレス溜まるんですよ。

記号的消費って意味でいうと、住宅、家の価値ってのが、案外上がりそうだなと思いました。長期的に見ると。
コロナで大変で、人が集まるところそんなに行きたくないんだけど、都心に住むっていうのはまだ価値ありますね。那須とかに住んでたら、かわいい女の子呼べないじゃん。東京に住んでたら呼べるじゃん。数億円の価値がある。人間のね、欲望っていうのは、子孫繁栄だから。それ考えて、それはまだ残るんですよね。
車がね、家に人を呼んで、本当にごくごく親しい友人とだけ付き合うようになるっていう社会になると、車が本当に意味持たなくなる。移動できればいい。
家ですね。家で過ごす時間が増えるから。家ね、ほんと買いたいなと思って、最近見てます。家はマジで買いたい。
あと、どんなのが出てくると思います?記号的消費っていうのでいうと。

(あいり)家財系じゃないですか、やっぱり。家と複合して。

(林)IoTでさ、なるべく便利なやつがいいよね。ちょっと声かけたらすぐ電気つけてくれるとかさ。スマートホームってのは、多分今回のことを契機に、広がると思います。ニーズが増えるんで。
SFCのAOでやるとしたら、やっぱりその辺り。車が、単なる移動手段、資産運用の手段にしかならなくなるだろうなと思うし。そこのテクノロジーってのはあるんだけど。車に長く乗って移動することを楽しむみたいな文化は、もしかしたらかなり衰えるかもしれないですね。

(あいり)車大好きだから、結構…。

(林)あ、きつい?

(あいり)いや、きついってわけではないんですけど、車持ってないし。ただ、レンタカーでどっかに行ってみたいなのは、すごい好きだったんで。

(林)私は出身が仙台で、岩手がね、コロナがまだ出てないってことで、コロナ回避のために岩手行こうかなって思ったんですよ。昨日見たらさ、東京から移住したばかりのおじいちゃんの家が燃やされててさ。あれ絶対放火ですよ。東北人は、その程度のことは、平気でしますから。私、東北地方ずっと住んでた、18年住んでたから、すごいわかる。あの陰湿さ。で、あのね、怖くなっちゃってさ。絶対これ無理だなって思って。ほんと怖いね。どうしようかなーって。コロナで死ぬのかな、とか思いながら、日々生活してますけど。コロナで死ぬのやだね。まだ生きてたいね。

(あいり)そうですね。

(林)なんでね、やっぱりね、そういうところをね、すごい感じますね。記号的消費のあり方ってのは、すごい変わってくると思います。
それに応じて、価値がある技術とかってのも多分変わってくるし。どこまで求めるかみたいなところも、すごい変わってくると思うから。ちょっとそういうのを背景にしながら、ユビキタスネットワークとか、ユビキタスコンピューティングとかやりたいんだったら、どういうものを作るかってのは、またちょっと考えてみていただければなと思います。
よろしくお願いします。

 

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