議論の整理
私が筑波大学人文・文化学群比較文化学類を志望する理由は、横山 剛先生の公開情報で確認できるインドの宗教と文化、インド仏教の歴史と思想、仏教の伝播、仏典の翻訳、仏教学への関心を通じて、宗教思想が異なる言語と文化の中で変化する過程を学びたいからである。仏教が地域によって異なる言葉や儀礼で受け入れられていることを調べ、思想が翻訳と伝播の中で再構成される点に強く引かれた。
問題発見
仏教を教義の要約だけで理解すると、インドで成立した概念がどのように翻訳され、他地域の文化や議論の中で再構成されたのかを説明できない。現在の私は、仏教用語の意味を調べることはできても、原語、翻訳語、儀礼、受容した地域の社会背景を結びつけて考える力が不足している。宗教思想を固定された知識ではなく、移動と翻訳の過程として捉える必要がある。
論証
横山 剛先生の研究内容への関心は、インド仏教、仏典の翻訳、思想の伝播を、文学、歴史、宗教文化の交差点で考える動機になる。比較文化学類では、文化を一つの地域に閉じず、現代性と学際性の視点から捉え直すことができる。仏教学を学ぶには、インドの宗教文化、思想史、文献読解、翻訳の問題を段階的に身につける必要があり、比較文化学類での横断的な学習が適している。
解決策or結論or結果
入学後は、アジア研究コースに関わる学びを通じて、インド仏教、仏教学、宗教文化の基礎を学び、仏典の翻訳、思想概念、伝播の経路を照合したい。特に、同じ概念が異なる言語でどのように訳され、地域の儀礼や議論の中で意味を変えたのかを追究する。読解では訳語の違いだけで結論を急がず、用語が置かれた文脈、伝えた人々、受け取った社会の関心を合わせて整理したい。将来は、宗教文化を単純な教義紹介にとどめず、異文化理解や教育の場で丁寧に伝えられる人材になりたい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由は、確認できる研究分野に基づき、翻訳と伝播への関心を具体的な学習計画にしている。ただし、宗教を扱うには、現代の価値観だけで過去を評価せず、資料の成立背景と受容の場を慎重に見る必要がある。横山 剛先生の研究内容を入口に、言語、思想、儀礼、地域社会の関係を一つずつ学ぶことが私の課題である。
字数: 940字


