議論の整理
私が筑波大学生命環境学群生物資源学類を志望する理由は、微生物や光、電気化学を組み合わせ、廃水や有機物をエネルギーや資源へ変える仕組みを学びたいからである。理科探究で微生物燃料電池を試作した際、発電量が基質、温度、電極の状態で大きく変わった。Zhu Yunxin先生の触媒・資源化学プロセス、生物機能・バイオプロセスに関わる研究分野は、この経験を生物資源学の学びへつなげる。
問題発見
私の課題は、発電量や処理効率の変化を結果だけで見て、微生物群集の代謝、光条件、電極、基質濃度、反応槽の運転条件を分けて考えられていない点にある。試作では数値が上がると成功だと判断したが、なぜ上がったのかを説明できなかった。生物資源を利用する技術では、複数の要因が同時に働くため、測定条件をそろえ、比較できる形で問いを立てる力が欠かせない。
論証
入学後は、微生物学、化学、環境工学、電気化学、統計、データ解析を基礎から学び、観察した現象を再現性のある形で扱えるようになりたい。Zhu先生の研究分野を手がかりに、微生物の機能と触媒・資源化学プロセスがどのように結びつくのかを理解し、廃水処理やバイオエネルギー変換の文献を読める力を養う。実験では、条件の違いを記録し、失敗も阻害要因を考える材料として扱いたい。
解決策or結論or結果
将来は、廃水処理とエネルギー回収を両立させる環境技術の開発に携わりたい。入学後は、微生物や電気化学を単独の知識として覚えるのではなく、地域の水環境、廃棄物処理、エネルギー利用と結びつけて考える。高校での小さな実験を出発点に、条件設定とデータ解釈を鍛え、社会で使える生物資源利用の設計へ進みたい。失敗した測定も、条件を見直す手がかりとして記録する。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由では、確認できる情報をZhu先生の触媒・資源化学プロセス、生物機能・バイオプロセスの分野に限定した。公開情報から研究の全体像を断定せず、入学後に基礎から確かめる姿勢を前提にしている。発電量の経験、入学後に学ぶ内容、将来の環境技術への志向を一つの流れにし、研究内容を誇張せずに志望理由として整理した。
字数: 908字


