議論の整理
私が筑波大学生命環境学群生物資源学類を志望する理由は、加香 孝一郎先生の研究内容として公式に確認できるゲノム情報生物学、神経生理学、機能生化学、生物分子化学を手がかりに、身近な経験から生じた疑問を専門的な方法で深めたいからである。公開情報で確認できる内容には、ヒスチジンメチル化、ミトコンドリア、電子伝達系、メタロシャペロン、神経ペプチド、細胞内シグナル伝達が含まれる。私は、運動後の疲労と細胞のエネルギー産生を調べた際、ミトコンドリアの働きが単なるエネルギー供給ではなく、電子伝達や金属タンパク質、シグナル伝達と関わることに強い関心を持った。この経験から、筑波大学生命環境学群生物資源学類で基礎から学び、現象を印象ではなく根拠に基づいて説明する力を身につけたいと考えるようになった。
問題発見
私が見出した問題は、生命現象を栄養、遺伝子、神経のどれか一つで説明しようとすると、分子修飾、金属補因子、細胞内シグナル、神経ペプチドが互いに調節し合う仕組みを見落とすという点である。学校で得られる知識は重要だが、用語を覚えるだけでは、現実の課題がどの条件で起こり、どの方法で確かめられるのかまでは分からない。ゲノム情報生物学、神経生理学、機能生化学、生物分子化学への関心も、専門名を知ることではなく、自分の経験から生まれた問いを検証可能な形に変えることから深めたい。
論証
加香 孝一郎先生のゲノム情報生物学、神経生理学、機能生化学、生物分子化学は、個別の現象を一つの原因で片づけず、構造、方法、データ、実践を結びつけて考えるうえで重要だと理解している。私はこれまで、調べ学習や探究活動で最初の印象だけに頼らず、背景条件、比較対象、資料の偏りを確認するよう努めてきた。しかし高校段階では、先行研究の読み方、観察や調査の設計、データの限界、結論の吟味を十分に学べていない。だからこそ、筑波大学生命環境学群生物資源学類で専門の基礎を積み、主張と根拠の距離を自分で確かめられるようになりたい。
解決策or結論or結果
入学後は、生化学、分子生物学、神経生理学、ミトコンドリア機能、電子伝達系、タンパク質メチル化、細胞内シグナル伝達を段階的に学びたい。低学年では関連する基礎科目と資料読解の力を固め、演習や実習では観察、比較、記録、分析の手順を丁寧に身につけたい。そのうえで、公式に確認できる先生の専門分野を入口に、ヒスチジンメチル化、ミトコンドリア、電子伝達系、メタロシャペロン、神経ペプチド、細胞内シグナル伝達に関わる課題を、背景、方法、結果、限界に分けて考察したい。将来は、細胞の分子機構を生物資源や健康に関わる課題へ橋渡しできる研究者になることを目標とする。
解決策or結論or結果の吟味
もっとも、特定の教員の専門分野に関心を持つだけで、十分な志望理由になるわけではない。自分の経験に近いテーマほど、都合のよい情報を選んだり、短い観察だけで一般化したりする危険がある。そのため、確認できる公開情報に基づきながら、異なる立場、方法上の限界、再現性、社会への影響を吟味し続けたい。筑波大学生命環境学群生物資源学類での学びを通じて、身近な疑問を専門的に検討し、将来の実践へつなげたい。
字数: 1335字


