議論の整理
私は、日米関係を現在の同盟や安全保障の話だけでなく、外交、戦争、経済関係、世論、国際環境の変化が積み重なった歴史として学びたい。神戸大学法学部法律学科を志望するのは、法学と政治学の基礎を身につけ、政策選択の背後にある歴史的経緯を読み解く力を得たいからである。簑原 俊洋先生については、公式の教員紹介で日米関係史を専門分野とすることが確認できる。歴史を通じて現在の国際関係を考える姿勢に強く惹かれている。
問題発見
近現代史の探究で日米交渉を調べた際、同じ出来事でも、外交文書、新聞、国内政治、当時の国際情勢によって見え方が変わることに気づいた。現在の安全保障を論じるときも、過去の交渉過程や経済摩擦、社会意識を知らなければ、単純な賛否に流されやすい。私はこの経験から、日米関係を固定された同盟関係としてではなく、変化し続ける政治史の中で理解したいと考えるようになった。
論証
日米関係史を法学部で学ぶ意義は、外交や安全保障を、制度、世論、経済、国際秩序の相互作用として分析できる点にある。歴史的理解は過去の暗記ではなく、現在の政策がどの経緯の上にあり、どの選択肢がなぜ採用されたのかを検証する方法である。神戸大学法学部で政治学、国際関係論、外交史、比較政治、国際法を学べば、史料の立場と限界を意識しながら政策判断を考えられる。
解決策or結論or結果
入学後は、政治学と国際関係論の基礎を固め、日米関係史を軸に外交文書、新聞、議会資料、世論調査などを比較して読む力を鍛えたい。簑原先生の専門分野を手がかりに、同盟、経済摩擦、地域秩序、国内政治の関係を整理し、現在の政策課題を歴史的文脈から検討する。将来は、行政、報道、教育、国際交流の分野で、過去の経緯を踏まえて現在の選択肢を説明できる人材になりたい。
解決策or結論or結果の吟味
もっとも、歴史を重視しすぎると、現在の制度や国際環境の変化を見落とす危険がある。逆に現代の利害だけで政策を論じれば、過去の経験から学べる教訓を失う。だからこそ、神戸大学で法学と政治学を横断して学び、歴史的経緯と現在の制度を往復しながら考えたい。簑原先生の日米関係史を入口に、単純な同盟賛否ではなく、資料に基づいて国際関係を説明する力を養いたい。
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