議論の整理
私が横浜市立大学国際教養学部国際教養学科を志望する理由は、庄司 達也先生の公式プロフィールで確認できる日本近代文学、日本文学、芥川龍之介、出版メディアと作家・作品・読者の関係に関する研究を手がかりに、文学作品が同時代の文化やメディアと結びついて読まれる過程を学びたいからである。国際教養学部で文学、文化史、メディア、社会を横断して学びたい。
問題発見
高校で芥川龍之介の作品を読んだ時、短い文章の中に不安、知性、社会への距離感が凝縮されていることに惹かれた。同時に、作品だけを切り離して読むと、雑誌、読者、同時代の芸術、出版文化の中でどのように受け止められたのかが見えにくいと感じた。文学は作者の内面表現であると同時に、メディアを通じて社会に届き、読者の解釈の中で意味を変えていくものだと考えるようになった。
論証
庄司先生のプロフィールには、大正期に活躍した芥川龍之介を主たる対象として日本近代文学と文化の領域を研究し、出版メディアと作家、作品、読者の関係に関心を持つことが示されている。また、作家が聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再現するレコード・コンサートなどを企画し、同時代芸術との関係に注目した研究を展開していること、研究分野として人文・社会の日本文学が確認できる。
解決策or結論or結果
入学後は、日本近代文学、文化史、メディア史、作品読解、資料調査の方法を学びたい。ゼミでは、芥川龍之介を含む近代文学を題材に、作品が掲載された媒体、読者層、同時代の音楽や美術との関係を調べる。高校での読書経験を発展させ、文学を本文だけでなく文化環境の中で読みたい。将来は、出版、教育、文化事業の分野で、文学作品の魅力と歴史的背景を多くの人に伝える仕事に関わりたい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望では、作品の感動を大切にしながらも、個人的な印象だけで分析を終えないことが重要である。作家、作品、読者、メディアの関係を調べるには、本文の精読と資料の確認を往復する必要がある。また、文学を過去の教養として固定せず、現代の読み手がどう受け取るかも考えたい。庄司先生の研究内容を手がかりに、日本近代文学を文化とメディアの中で捉える力を横浜市立大学で磨きたい。
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