議論の整理
私が横浜市立大学国際教養学部国際教養学科を志望する理由は、金山 泰志先生の公式プロフィールで確認できる日本近現代史、近代日本の中国観、メディア史、文化史の研究を手がかりに、隣国へのイメージが社会の中でどのように作られ、広がり、変化するのかを学びたいからである。国際教養学部で歴史学、地域研究、メディア文化を横断し、東アジア理解を実証的に深めたい。
問題発見
高校で日中関係を調べた時、政治的対立だけでなく、日常の言葉、娯楽、食文化、報道が相手国への印象を形づくることに関心を持った。歴史認識の問題は外交文書だけでは説明できず、人々が新聞、雑誌、歌、映像、流行を通じてどのように中国やアジアを見てきたかを検討する必要がある。偏見や好意は突然生まれるのではなく、社会のメディア環境の中で蓄積されるのだと感じた。
論証
金山先生のプロフィールには、日本近現代史研究者として、近代日本の中国観をメディア史や文化史の視座から実証的に把握し、中国料理、麻雀、中国服、流行歌、中国人蔑称、ビジュアル史料を手がかりに近代日本の対中感情を読み取る研究テーマが示されている。研究分野には人文・社会の日本史が確認できる。これは、政治史だけでなく文化表象から国際関係の感情的基盤を捉える研究である。
解決策or結論or結果
入学後は、日本近現代史、東アジア史、メディア史、文化史、史料読解の方法を学びたい。ゼミでは、近代日本の新聞・雑誌・広告・流行文化に表れた中国観を題材に、表現の変化と社会状況を照合する。高校で抱いた日中関係への関心を発展させ、イメージの形成過程を根拠ある史料分析で説明したい。将来は、教育やメディア、国際交流の場で、歴史的背景を踏まえた相互理解を支える仕事をしたい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望では、過去の表象を現在の感覚だけで単純に断罪したり、逆に文化交流として美化したりしないことが重要である。流行文化には親しみと偏見が同時に含まれることがあり、史料の文脈を丁寧に読む必要がある。金山先生の研究内容を手がかりに、近代日本の中国観を実証的に学び、東アジアの対話を妨げる固定観念の歴史を理解する力を磨きたい。
字数: 906字



コメントを残す