議論の整理
私が横浜市立大学国際教養学部国際教養学科を志望する理由は、松本 郁代先生の公式プロフィールで確認できる中世日本の歴史叙述、中世神話、真言密教、神仏の表象、鎮魂、夢想、日本文化史、AIと人文学の研究を手がかりに、人々が物語や神話を通じて世界をどのように理解してきたのかを学びたいからである。国際教養学部で歴史、思想、宗教、美術、現代技術を横断し、文化を長い時間軸で考える力を身につけたい。
問題発見
高校で日本中世の説話を読んだ時、神仏や夢が登場する物語を、事実ではないから重要でないと片づけることはできないと感じた。むしろ、そうした語りは人々が死、権威、共同体、救済をどのように理解したかを示している。さらに、現代では生成AIが物語や知識を作る時代になり、人間が語りを通して世界を構成する仕組みを改めて考える必要がある。文化史を学ぶことは、過去だけでなく現在の知のあり方を問うことだと考えた。
論証
松本先生のプロフィールには、中世日本における歴史叙述や中世神話の言説構造を研究し、言説が創出するメタ世界が物理的空間に及ぼした影響を文化史・思想史の観点から考察していることが示されている。研究キーワードには日本文化史、中世神話、真言密教、神仏の表象、鎮魂、夢想、歴史叙述、AIと人文学が確認できる。これは、過去の語りと現代の知の問題を接続する研究であり、私の関心と一致する。
解決策or結論or結果
入学後は、日本文化史、宗教史、思想史、古典文学、メディア論を学びたい。ゼミでは、中世の歴史叙述や神話がどのような言葉で権威や救済を表現し、空間や共同体の理解に影響したのかを調べる。さらに、AIと人文学への関心を踏まえ、現代の情報環境で物語や知識がどのように生成され、受け取られるのかも考えたい。将来は、文化資源の発信や教育に関わり、古典を現代の問いとして伝えられる人材になりたい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望では、古典を現代の都合だけで読み替えない慎重さが必要である。中世の神話や宗教的表象には、その時代の言葉、信仰、政治、空間認識がある。一方で、現代のAIやメディアの問題と比較することで、人間が語りを必要とする理由も見えてくる。松本先生の研究内容を手がかりに、歴史叙述と中世神話を丁寧に読み、文化が世界の見方を作る仕組みを探究したい。横浜市立大学で、過去と現在を往復する人文学の力を磨く。
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