議論の整理
私が横浜市立大学国際教養学部国際教養学科を志望する理由は、川瀬 和也先生の公式プロフィールで確認できるヘーゲル哲学、行為者性、人格的自律、プラグマティズム、行為の哲学の研究を手がかりに、自由や自律を個人の気持ちだけでなく、社会的な実践の中で考えたいからである。国際教養学部で哲学、倫理、社会、言語を横断して学び、自分の判断がどのような前提に支えられているのかを問い直す力を身につけたい。
問題発見
高校の探究で校則をめぐる対話に参加した際、自由を求める意見と集団の秩序を重視する意見が対立し、どちらも相手を説得できない場面を経験した。私はその時、自律とは単に好きに選ぶことなのか、それとも他者と理由を共有しながら自分の行為を引き受けることなのかという問いを持った。社会の中で責任ある判断をするには、感情や多数決だけでなく、自由、人格、共同性を論理的に考える枠組みが必要だと感じた。
論証
川瀬先生のプロフィールには、『精神現象学』や『大論理学』を中心とするヘーゲル研究に加え、行為者性、自律、アイデンティティ、真正性、社会性と自律の関係、プラグマティズムへの関心が示されている。研究キーワードにもヘーゲル、分析哲学、ドイツ観念論、行為者性、人格的自律、行為の哲学が確認できる。これらは、個人の判断と社会的な承認、理論と実践を結びつける学問であり、私の問題意識と深く重なる。
解決策or結論or結果
入学後は、哲学・倫理学の基礎文献を丁寧に読み、ヘーゲル哲学と現代の行為論を結びつけて学びたい。ゼミでは、自由や自律をめぐる概念が、学校、職場、地域、政治参加の場面でどのように使われるのかを具体例とともに考える。高校で経験した対話の難しさを出発点に、理由を示して議論し、他者の反論を受けて自分の考えを組み直す訓練を積む。将来は、教育や公共政策に関わり、対話を通じて市民が自分の判断を深められる場を作りたい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望では、哲学を抽象的な言葉遊びにしない姿勢が重要である。自由や自律を語る時、現実には家庭環境、経済状況、制度、周囲の承認が人の選択を左右する。だからこそ、概念を厳密に読みながら、社会の具体的な場面へ接続する必要がある。川瀬先生の研究内容を手がかりに、ヘーゲル哲学と行為の哲学から、他者とともに考える自律の意味を探究したい。横浜市立大学で、判断の根拠を粘り強く問う力を磨く。
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