議論の整理
私が横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科を志望する理由は、朴 祥美先生の研究内容を手がかりに、都市を建物や交通の集まりではなく、文化、政治、表現、記憶、制度が重なり合う場として学びたいからである。日韓の舞台芸術交流について調べ、同じ公演でも交流、宣伝、記憶、政治的立場によって意味づけが変わることを知った。公式プロフィールで確認できる研究内容である近現代日本史、東アジア関係史、文化外交、舞台芸術、文化政策、植民地文化史、文化批評は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、文化交流を友好の象徴としてだけ捉えると、植民地経験、文化政策、表象の非対称性、受け手の記憶を十分に考えられないことである。都市の課題は、人口、施設、財政、交通量のような数値で説明されやすい。しかし実際には、文化表現、歴史認識、公共空間の使い方、政治制度、地域の語りが重なり、人々の共生の条件を形づくっている。高校までの探究では、目に見える出来事を整理することはできても、その背後にある制度や表象の意味まで考える力が不足していた。
論証
横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科で学ぶ意義は、都市を社会科学と人文学の両方から捉え、現場で起きている違和感を理論、資料、調査、批評によって検証できる点にある。朴 祥美先生の近現代日本史や東アジア関係史を軸に、文化外交、舞台芸術、文化政策が社会に及ぼす影響を考える研究に沿って学べば、都市の問題を感想や一般論で終わらせず、文献読解、事例比較、社会調査、制度分析を組み合わせて考えられる。横浜という国際性と地域性が交差する都市で学ぶことも、都市社会共生を具体的に考える助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、近現代日本史、東アジア関係史、文化外交、舞台芸術、文化政策、植民地文化史、文化批評を重点的に学びたい。基礎科目で都市科学、社会学、文化論、政治学、地域研究、調査方法の土台を固め、ゼミでは文献読解、発表、討論、フィールドワークを通じて自分の問いを鍛える。過去の経験から、共生は抽象的な理念だけでは実現せず、見えにくい声や制度上の偏りを丁寧に扱う必要があると考えている。将来は、文化政策や国際交流の現場で、歴史認識と表現の力を踏まえて対話を設計できる人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、都市社会共生への関心は広く、文化や制度という言葉だけでは焦点が曖昧になる。そのため、朴 祥美先生について公式プロフィールで確認できる研究キーワードや業績に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、都市を一つの理想像へ押し込めることではなく、異なる立場が同じ空間や制度を共有する現実から問いを立てる姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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