議論の整理
私が横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科を志望する理由は、藤掛 洋子先生の研究内容を手がかりに、都市を建物や交通の集まりではなく、人々の価値観、文化、歴史、共生の実践が交差する場として学びたいからである。国際協力の事例を調べる中で、支援する側がよいと考える制度が、現地の生活習慣やジェンダー関係とずれる場合があると知った。公式に確認できる研究内容である文化人類学、開発人類学、ジェンダーと開発、パラグアイ地域研究は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、開発を所得向上やインフラ整備だけで評価すると、女性の意思決定、家族や地域の関係、文化的背景、当事者の語りが後景に退きやすいことである。都市の課題は、人口、施設、予算、交通量のような数値で説明されやすい。しかし実際には、そこに住む人の記憶、文化、身体感覚、ジェンダー、国際関係、地域の歴史が重なっている。高校までの探究では、資料を集めても、当事者がその場所をどのように意味づけているのかまで考える力が不足していた。
論証
横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科で学ぶ意義は、都市を社会科学、人文学、文化研究の視点から横断的に捉え、表面的な解決策に飛びつかず、背景にある価値や関係を検証できる点にある。藤掛 洋子先生の文化人類学、開発人類学、ジェンダーと開発、パラグアイ地域研究を通じて、生活者の視点から開発と共生を考える研究に沿って学べば、身近な都市の違和感を個人の感想で終わらせず、文献、事例、聞き取り、比較、批評を組み合わせて考えられる。横浜という歴史、港、国際性、多文化性を持つ都市で学ぶことも、都市社会共生を具体的に考える助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、文化人類学、開発人類学、ジェンダーと開発、パラグアイ地域研究、フィールドワーク、国際協力を重点的に学びたい。基礎科目で都市科学、社会学、文化論、地域研究、調査方法、批判的読解の土台を固め、ゼミでは文献読解、フィールドワーク、発表、討論を通じて自分の問いを鍛える。過去の経験から、都市の共生は標語だけでは実現せず、見えにくい声や価値の対立を丁寧に扱う必要があると考えている。将来は、当事者の生活世界を尊重しながら、国際協力や地域づくりで実効性のある支援を考えられる人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、都市への関心は広く、文化や共生という言葉だけでは学びの焦点が曖昧になる。そのため、藤掛 洋子先生について公式ページまたは公式教員一覧で確認できる研究内容に限定し、未確認の論文名や授業名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、都市を一つの理想像へ押し込めることではなく、異なる立場が同じ空間を使う現実から問いを立てる姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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