議論の整理
私が横浜国立大学教育学部学校教員養成課程を志望する理由は、小沢 奈々先生の研究内容を手がかりに、子どもがことば、文学、古典、法、社会を自分の問題として考えられる授業をつくる教員になりたいからである。校則をめぐる話し合いで、規則の文言だけでなく、なぜその規則が作られ、誰の権利や責任に関わるのかを考える必要を感じた。公式に確認できる研究内容である基礎法学、日本法制史、比較法史、明治期から大正期の日本法学、スイス法は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、社会科教育で法を条文や制度名の暗記として扱うと、法が歴史の中で形成され、海外の制度や思想との関係の中で受け止められてきた過程を理解しにくく、主権者として判断する力が育ちにくいことである。学校現場では、知識を覚えることと、言葉を使って考え、他者と共有し、社会の出来事を判断することが切り離されやすい。高校までの探究では、教科内容を生活や地域の課題につなげて説明できる教員ほど、生徒の問いを深められると感じた。
論証
横浜国立大学教育学部学校教員養成課程で学ぶ意義は、教科専門の知識を、教育方法、子どもの発達、学級経営、地域社会との関係に結びつけて考えられる点にある。小沢 奈々先生の基礎法学、日本法制史、比較法史、明治期から大正期の日本法学、スイス法に関する研究に沿って学べば、教材を単なる説明対象として扱うのではなく、子どもが読み、聞き、話し、書き、比較し、根拠をもって考えるための学習環境として設計できる。横浜という多様な背景をもつ地域で学ぶことも、国語・日本語教育や社会科教育を現実の生活と結びつける視野を広げる。
解決策or結論or結果
入学後は、国語教育、社会科教育、教育方法学、教育心理学、学級経営、教育評価、地域連携を基礎から学びたい。講義では教科内容の背景を丁寧に理解し、実習では子どもの発言やつまずきを記録して、どの問いが学びを支えるのかを検討する。ゼミでは文献読解、教材研究、発表、討論を通じて、自分の経験を教育実践の言葉で捉え直したい。将来は、法の歴史と社会的背景を踏まえ、子どもが公共的な判断を学べる社会科教育を実践する教員を目指す。そのために、正解を急がせる授業ではなく、子どもが根拠を持って考えを更新できる授業を構想したい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、教員になりたいという思いだけでは、教科専門の学びが抽象的になりやすい危険がある。そのため、小沢 奈々先生について公式プロフィールで確認できる研究内容に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、好きな教科を語るだけではなく、子どもの理解に合わせて教材の意味を組み替え、実践を改善し続ける姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
字数: 1204字



コメントを残す