議論の整理
私が横浜国立大学教育学部学校教員養成課程を志望する理由は、石田 喜美先生の研究内容を手がかりに、子どもの学びと成長を心理、哲学、言語、相談、授業実践の面から深く理解できる教員になりたいからである。図書委員として読書紹介を行った際、同じ本でも友人の経験や言葉の背景によって受け止め方が変わることを知り、読む力の広がりに関心を持った。公式に確認できる研究内容である読書教育、リテラシー教育は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、読書教育を冊数や感想文の提出だけで評価すると、子どもが文章を読み解き、他者と意味を共有し、自分の生活や社会と結びつけるリテラシーの育成が弱くなることである。学校現場では、学力、心の状態、家庭や地域の背景、友人関係、言葉の使い方が重なって子どもの姿に表れる。高校までの探究では、教育を熱意や経験だけで語ると、なぜ子どもが学びに向かえるのか、どこでつまずくのかを十分に説明できないと感じた。
論証
横浜国立大学教育学部学校教員養成課程で学ぶ意義は、教科指導や学級経営を、子どもの発達、学校制度、教育方法、心理的支援、言語活動と結びつけて考えられる点にある。石田 喜美先生の読書教育、リテラシー教育に関する研究に沿って学べば、授業中の反応や相談場面を単なる成功、失敗、性格の問題として片づけず、子どもの背景と場の条件を踏まえて検討できる。横浜という多様な地域性をもつ場で学ぶことも、学校と社会をつなぐ教育観を育てる助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、教育心理学、教育方法学、教育哲学、国語教育、教育相談、学級経営、教育評価、地域連携を基礎から学びたい。講義と実習では、子どもの発言や行動を観察し、記録し、根拠をもって支援を考える力を鍛える。ゼミでは文献読解、事例検討、発表、討論を通じて、自分の経験を研究の言葉で捉え直したい。将来は、読書とリテラシーを通して、子どもが言葉で世界を広げられる国語教育を実践する教員を目指す。そのために、目立つ成果だけでなく、子どもが安心して考え、表現し、他者と関われる過程を重視したい。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、教員になりたいという思いだけでは、学びの焦点が広がりすぎる危険がある。そのため、石田 喜美先生について公式プロフィールで確認できる研究内容に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、経験を美談として語ることではなく、子どもの姿を根拠に基づいて理解し、実践を改善し続ける姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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