議論の整理
私が横浜国立大学経済学部経済学科を志望する理由は、相馬 直子先生の研究内容を手がかりに、経済や社会の課題を制度、データ、人々の行動、文化と結びつけて学びたいからである。地域の子育て支援を調べた時、保育サービスの数だけでなく、家族の働き方、祖父母との関係、所得、地域文化によって支援の利用しやすさが違うと感じた。公式に確認できる研究内容である社会政策学、福祉社会学、東アジアにおける家族政策の国際比較研究は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、家族政策を少子化対策や給付額だけで論じると、ケアを担う人の負担、労働市場との接続、東アジア各地域の制度差、家族観の変化を十分に捉えられないことである。社会の課題は、分かりやすい指標や印象的な事例で語られやすい。しかし実際には、制度の設計、統計の前提、企業や家計の行動、地域差、文化的背景が重なっている。高校までの探究では、資料を集めるだけでは因果関係や政策の限界を十分に説明できないと感じた。
論証
横浜国立大学経済学部経済学科で学ぶ意義は、理論、データ、制度、社会の現場を横断し、複雑な問題を一つの原因に単純化せず検証できる点にある。相馬 直子先生の社会政策学、福祉社会学、東アジアにおける家族政策の国際比較研究を通じて、家族、福祉、労働、制度の関係を分析する研究に沿って学べば、身近な現象を印象で判断せず、仮説、根拠、分析方法、反証可能性を明確にしながら考えられる。横浜という国際性と産業集積を持つ地域で学ぶことも、経済学を現実の市場や行政へ接続する助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、社会政策学、福祉社会学、家族政策、国際比較、労働とケア、統計資料の読解、聞き取り資料と制度資料の比較を重点的に学びたい。基礎科目でミクロ経済学、マクロ経済学、統計、計量経済学、経済史、政策分析の土台を固め、ゼミでは文献読解、データ整理、発表、討論を通じて自分の仮説を検証する。過去の経験から、社会課題は善意や直感だけでは解けず、限られた情報の中で根拠ある判断を積み重ねる必要があると考えている。将来は、家族と福祉の課題を比較可能な根拠で説明し、働き方とケアを両立できる制度づくりに関わる人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、経済学への関心は広く、社会課題を列挙するだけでは学びの焦点が曖昧になる。そのため、相馬 直子先生について公式ページまたは公式教員一覧で確認できる研究内容に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、流行している政策用語を受け売りすることではなく、データ、制度、理論の関係から問いを検証する姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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