議論の整理
私が横浜国立大学経済学部経済学科を志望する理由は、邉 英治先生の研究内容を手がかりに、経済や社会の課題を制度、データ、人々の行動、歴史的背景と結びつけて学びたいからである。金融危機や銀行の役割を調べる中で、現在の制度は突然できたものではなく、過去の不況、企業金融、政策対応、信用秩序の積み重ねで成り立つと分かった。公式に確認できる研究内容である日本経済史・金融史は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、金融を現在の金利や市場ニュースだけで理解しようとすると、制度が形成された歴史、企業と銀行の関係、政策対応の背景、危機から得られた教訓を見落とすことである。経済の論点は、分かりやすい対立や一つの指標で語られやすい。しかし実際には、制度の設計、統計の前提、企業や家計の行動、国際関係、地域差、過去からの経路依存が重なっている。高校までの探究では、資料を集めるだけでは因果関係や政策の限界を十分に説明できないと感じた。
論証
横浜国立大学経済学部経済学科で学ぶ意義は、理論、データ、制度、歴史、社会の現場を横断し、複雑な問題を一つの原因に単純化せず検証できる点にある。邉 英治先生の日本経済史・金融史を通じて、金融制度、企業活動、政府政策が歴史的に形成されてきた過程を分析する研究に沿って学べば、身近な経済現象を印象で判断せず、仮説、根拠、分析方法、反証可能性を明確にしながら考えられる。横浜という国際性と産業集積を持つ地域で学ぶことも、経済学を現実の市場や行政へ接続する助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、日本経済史、金融史、制度史、企業金融、政策史、史資料の読解、経済理論と歴史分析の接続を重点的に学びたい。基礎科目でミクロ経済学、マクロ経済学、統計、計量経済学、経済史、政策分析の土台を固め、ゼミでは文献読解、データ整理、発表、討論を通じて自分の仮説を検証する。過去の経験から、社会課題は善意や直感だけでは解けず、限られた情報の中で根拠ある判断を積み重ねる必要があると考えている。将来は、金融制度の歴史的背景を踏まえ、現在の経済課題を短期的な数値だけでなく制度の連続性から説明できる人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、経済学への関心は広く、社会課題を列挙するだけでは学びの焦点が曖昧になる。そのため、邉 英治先生について公式ページまたは公式教員一覧で確認できる研究内容に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、流行している政策用語を受け売りすることではなく、データ、制度、理論、歴史の関係から問いを検証する姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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