議論の整理
私が横浜国立大学経済学部経済学科を志望する理由は、松永 友有先生の研究内容を手がかりに、経済の問題を制度、歴史、文化、データ、人々の行動のつながりとして学びたいからである。自由貿易の歴史を調べる中で、通商政策は関税や輸出入だけでなく、労働者の生活、貧困対策、帝国や国際秩序の変化と関わっていたと知った。公式に確認できる研究内容である国際経済史、英国通商政策・社会政策史は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、通商政策を市場開放か保護主義かの二択で語ると、政策が作られた歴史的背景、社会保障との関係、国際秩序の変化、生活者への影響を説明しにくいことである。経済の論点は、成長率、価格、財政赤字、貿易額のような分かりやすい数値で語られやすい。しかし実際には、制度の成り立ち、社会の合意、国際関係、文化的背景、企業や家計の判断、地域差が重なっている。高校までの探究では、資料を集めても、なぜその制度や行動が生まれたのかまで説明する力が不足していた。
論証
横浜国立大学経済学部経済学科で学ぶ意義は、理論、データ、歴史、制度、社会の現場を横断し、複雑な問題を一つの原因へ単純化せず検証できる点にある。松永 友有先生の国際経済史、英国通商政策・社会政策史を通じて、通商政策と社会政策が歴史の中で結びついてきた過程を分析する研究に沿って学べば、身近な経済現象を印象で判断せず、仮説、根拠、分析方法、反証可能性を明確にしながら考えられる。横浜という国際性と産業集積を持つ地域で学ぶことも、経済学を現実の市場や地域社会へ接続する助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、国際経済史、英国通商政策、社会政策史、経済思想、史資料の読解、制度比較、現代政策との接続を重点的に学びたい。基礎科目でミクロ経済学、マクロ経済学、統計、経済史、国際経済、政策分析の土台を固め、ゼミでは文献読解、データ整理、発表、討論を通じて自分の仮説を検証する。過去の経験から、社会課題は善意や直感だけでは解けず、限られた情報の中で根拠ある判断を積み重ねる必要があると考えている。将来は、歴史的な制度形成を踏まえ、通商と社会保障を分けずに国際経済政策を考えられる人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、経済学への関心は広く、社会課題を列挙するだけでは学びの焦点が曖昧になる。そのため、松永 友有先生について公式ページまたは公式教員一覧で確認できる研究内容に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、流行している政策用語を受け売りすることではなく、理論、データ、制度、歴史の関係から問いを検証する姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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