議論の整理
私が横浜国立大学経済学部経済学科を志望する理由は、居城 琢先生の研究内容を手がかりに、経済現象を制度、数理、データ、人々の生活と結びつけて学びたいからである。観光イベントの経済効果を調べた際、来場者数だけでは地域内の仕入れ、雇用、交通、廃棄物、近隣自治体への波及を説明できないと感じた。公式に確認できる研究内容である環境経済論、経済統計、産業連関分析、地域間分業、地域経済論、中小企業論は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、地域経済を売上や人口の増減だけで捉えると、産業間の取引、環境負荷、中小企業の役割、地域間分業が政策効果に与える影響を見落とすことである。社会の課題は、ニュースで見える指標や分かりやすい対立で語られやすい。しかし実際には、制度の設計、数理的な前提、統計の取り方、地域や企業の行動、長期的な費用負担が重なっている。高校までの探究では、資料を集めるだけでは因果関係や政策の限界を十分に説明できないと感じた。
論証
横浜国立大学経済学部経済学科で学ぶ意義は、経済理論、歴史、統計、政策を横断し、複雑な問題を一つの原因に単純化せず検証できる点にある。居城 琢先生の経済統計と産業連関分析を通じて、地域経済、環境、企業活動のつながりを数量的に考える研究に沿って学べば、身近な現象を印象で判断せず、仮説、根拠、分析方法、反証可能性を明確にしながら考えられる。横浜という国際性と産業集積を持つ地域で学ぶことも、経済学を現実の市場や行政へ接続する助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、経済統計、産業連関分析、地域経済論、環境経済論、中小企業論、データの可視化、政策効果分析を重点的に学びたい。基礎科目でミクロ経済学、マクロ経済学、統計、計量経済学、経済史、政策分析の土台を固め、ゼミでは文献読解、データ整理、発表、討論を通じて自分の仮説を検証する。過去の経験から、社会課題は善意や直感だけでは解けず、限られた情報の中で根拠ある判断を積み重ねる必要があると考えている。将来は、地域の産業構造をデータで説明し、環境と経済の両面から自治体や企業の意思決定を支える人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、経済学への関心は広く、社会課題を列挙するだけでは学びの焦点が曖昧になる。そのため、居城 琢先生について公式ページで確認できる研究内容に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、流行している政策用語を受け売りすることではなく、データ、制度、理論の関係から問いを検証する姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
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