議論の整理
私が横浜国立大学経済学部経済学科を志望する理由は、佐藤 清隆先生の研究内容を手がかりに、経済現象を理論、制度、データ、人々の生活と結びつけて学びたいからである。円安で輸入品の価格が上がる一方、輸出企業には追い風になるというニュースを見て、為替変動の影響は家計、企業、産業で異なると知った。公式に確認できる研究内容である為替レートの実証研究、国際金融は、私の志望理由、過去の経験、入学後に学びたいこと、将来像を具体化する軸になる。
問題発見
私が見つけた問題は、為替を円高か円安かだけで論じると、価格転嫁、貿易建値通貨、企業の調達構造、金融市場の期待、国際的な政策波及を十分に説明できないことである。社会の課題は、ニュースで見える指標や分かりやすい賛否で語られやすい。しかし実際には、個人や企業の行動、制度設計、統計の前提、地域差、国際的な波及が重なっている。高校までの探究では、資料を集めるだけでは因果関係や政策の限界を十分に説明できないと感じた。
論証
横浜国立大学経済学部経済学科で学ぶ意義は、経済理論、統計、歴史、政策を横断し、複雑な問題を一つの原因に単純化せず検証できる点にある。佐藤 清隆先生の為替レートの実証研究と国際金融を通じて、企業、貿易、物価、金融市場のつながりを考える研究に沿って学べば、身近な現象を印象で判断せず、仮説、根拠、分析方法、反証可能性を明確にしながら考えられる。横浜という国際性と産業集積を持つ地域で学ぶことも、経済学を現実の市場や行政へ接続する助けになる。
解決策or結論or結果
入学後は、国際金融、金融論、計量分析、貿易と為替レート、企業データの読解、国際経済統計、政策評価を重点的に学びたい。基礎科目でミクロ経済学、マクロ経済学、統計、計量経済学、経済史、政策分析の土台を固め、ゼミでは文献読解、データ整理、発表、討論を通じて自分の仮説を検証する。過去の経験から、社会課題は善意や直感だけでは解けず、限られた情報の中で根拠ある判断を積み重ねる必要があると考えている。将来は、為替変動が暮らしと企業活動に与える影響を実証的に分析し、国際経済の議論を生活者に届く言葉で伝える人材を目指す。
解決策or結論or結果の吟味
この志望理由を吟味すると、経済学への関心は広く、社会課題を列挙するだけでは学びの焦点が曖昧になる。そのため、佐藤 清隆先生について公式ページで確認できる研究内容に限定し、未確認の授業名や論文名に頼らず学習計画を立てる。必要なのは、流行している政策用語を受け売りすることではなく、データ、制度、理論の関係から問いを検証する姿勢である。横浜国立大学で、その基礎を着実に築きたい。
字数: 1122字



コメントを残す