東京大学 法学部 法学科 源河達史 教授 志望理由書例
この記事は、東京大学法学部法学科を想定し、源河達史 教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味の順に、研究機関としての大学に伝わる構成でまとめます。
議論の整理
源河達史 教授は、中世教会法史に関わる研究者です。中世教会法史を専門とし、教会法、法学の形成、宗教的権威と世俗権力、ヨーロッパ法文化の歴史的基盤を研究している。
共通の前提
現代法は近代国家だけから生まれたのではなく、中世の教会法や法学教育、宗教的権威との関係の中で形成されてきた。
議論の論点
一般には、法は国家が作るルールとして理解されやすい。しかし法制史の視点では、国家以前・国家外の権威が法の概念や手続を形づくってきたことを考える必要がある。
問題発見
私は、現代の法教育が実定法の解釈に偏り、法がどのような歴史的背景から正当性を得てきたかを十分に扱わない問題を研究したい。
原因の分析
表面的には、法への関心の低さは条文の難しさに見える。
しかし、法が権威、共同体、宗教、学問制度の中で形成された歴史を知らなければ、法を単なる命令としてしか理解しにくい。
さらに根本には、近代国家中心の法理解が、法の多元的な成立過程を見えにくくしている問題がある。
解決策・研究計画
入学後は中世教会法史を学び、ヨーロッパ法文化における教会法の役割が現代の法概念に与えた影響を研究したい。
吟味
歴史研究は現代法との距離が遠く見える危険がある。具体的な制度や法概念の系譜を通じて、現代法理解に接続したい。



コメントを残す