東京大学 教育学部 教育実践・政策学コース 河村俊太郎 准教授 志望理由書例
この記事は、東京大学教育学部総合教育科学専攻・教育実践・政策学コースを想定し、河村俊太郎 准教授の研究内容に接続した志望理由書例を作るためのものです。議論の整理、問題発見、原因分析、解決策、吟味の順に、研究機関としての大学に伝わる構成でまとめます。
議論の整理
河村俊太郎 准教授は、図書館情報学・図書館史に関わる研究者です。図書を中心とするメディアを通じて学問知識が形成される過程、図書館蔵書の構築、図書館組織の機能、図書館間ネットワークを研究している。
共通の前提
図書館は本を保管する場所にとどまらず、学問や教育に必要な知識の蓄積と流通を支える制度である。
議論の論点
一般には、図書館は利用者が本を借りるサービスとして捉えられやすい。しかし図書館史の視点では、蔵書がどのように選ばれ、分類され、ネットワーク化されたかが、学問のあり方を左右する。
問題発見
私は、地方や家庭環境によって大学レベルの知識へアクセスしにくい高校生が生まれる問題を研究したい。図書館の蔵書とネットワークは、進路格差を縮める基盤になりうる。
原因の分析
表面的には、専門書に触れない原因は本人の関心不足に見える。
しかし、近くの図書館に蔵書がない、相互貸借を知らない、学校図書館との連携が弱いと、関心を深める機会が失われる。
さらに根本には、知識アクセスを個人の努力に任せ、図書館ネットワークを教育政策として十分に活用していない問題がある。
解決策・研究計画
入学後は図書館情報学と図書館史を学び、地域図書館と学校図書館が高校生の探究学習に果たす役割を研究したい。
吟味
図書館の整備だけでは、資料を使いこなす力は育たない。司書、教員、大学図書館が連携し、資料利用の支援まで含めて検討したい。



コメントを残す